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「保釈」【つぶやき】一〇〇〇字

 約1か月のごぶさた、失礼いたしました。きのう保釈保証金「ジャン=ポール・エヴァン<グラン・コフレ・プティパレ(30枚入)>」を、病棟とHCUの看護関係者、ドクターチームにお渡しし、無事釈放されました。この間のnote仲間さんたちのお見舞い、激励に感謝申し上げます。m(_ _ )m

出所に際し、報道陣の様子をうかがうキクチ容疑者


正面出口を避け、サブから出所。一か月ぶりのシャバの空気を吸う

 退院の際のドクターの話によれば、緊急入院時は黄疸が激しく重症であり、一発退場のレッドカードもあり得た。イエローカードで済んだのは不幸中の幸いであったとのことです(もう一回警告されると、退場もあり得るようです…💦)
 入院2日目の12月28日に緊急の内視鏡施術。黄疸の原因となっている胆管を塞ぐ腫瘍にステントを挿入することを試みるも、不完全。合併症である「膵炎」を発症。一晩、激痛に苦しむ。都度、痛み止めを点滴。なんとか峠を越える。追って、12月30日に2回目の内視鏡施術でステントがなんとか収まる。しかし、胆汁を流す管を鼻腔に通さざるをえず。さらに、食欲不振で水分でさえも喉を通さず、やむなく経鼻経管栄養処置を行う。つまり、鼻の穴からチューブを挿入して胃や腸まで通し、栄養剤を注入する方法。鼻から2本のチューブが喉に通っている状態。この処置によって吐き気も誘発し、さらに体力減退。結局、10数キロの体重減となってしまいました。
 この間、まず「膵炎」の治療を優先。炎症が収まったところで、三回目の内視鏡を5日前に実施。ようやく二本のチューブが鼻腔から抜けました。この処置によって、一挙に食欲が戻り、三分粥→五分粥→全粥→一般米食と日ごとに出世し、食欲が回復してきました。

 タイトルを「保釈」としたように、ようやく「黄疸」が収まった段階であって、悪さをしている「腫瘍」の正体が判明し、本格的な治療計画が出るまでは、「保釈」状態が続きます。さいわいこれまでの精密検査で癌の疑いはほぼほぼなく、無罪。この点では一安心。しかし、根本的な問題が解決されたわけではありません。
 この一か月の「勾留」によって激減した体力を回復させることが先決と考え、さらに休養させていただきます。回復できた暁には、この貴重な体験をネタにシリーズ化も考えています。

自宅に戻り、最初に口にした品。「大角玉屋のイチゴ大福」(脂質が少ない^^)


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