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セルフイメージのズレは把握しておけ3

セルフイメージのズレは把握しておけ、の続きを述べていきます。

前回までは、自分のセルフイメージ、そのズレ、その把握の重要性を述べてきました。
テイカーには構えておく必要があるからです。
「もしもの構え」が大事です。

今回は、テイカーのセルフイメージについてや、その悪質性についてを述べていきます。

テイカーのセルフイメージ

テイカーのセルフイメージはどのようなものか。
想像を絶するものなので、先に述べておきます。

テイカーのセルフイメージは、助言者や審査員。

なんと、駄々っ子ではないのです。
駄々っ子や駄々っジジイではないのです。

ギバーには驚愕か愕然かのことだと思います。
ギバーは「おひとよし」が多いですから。

ギバーは良い意味で「おひとよし」。
かつ、悪い意味でも「おひとよし」。
なので、そんなわけねえだろ、と思いたいのではと拝察します。

世の中には、ギバーの物差しで計り知れない悪、即ち、テイカーがいるのだということを、まずは思い出してください。

ギバーの理屈とは異なる

テイカーの理屈は、ギバーの理屈とは異なるものなのです。嫌という程に。

世のため人のため、あれもやる、これもやる。
ギバーの理屈はそうです。
テイカーは違います。
俺のため俺のため、やらせる、やらせる、だけ。
それがテイカーです。

テイカーに言ってみてください。
キレてきますよ。図星だから。図星だからこそ。
「とにかく色々やっているんだ。」
そうキレてくることが多かったです。

色々とは何か、具体的に次々と言い出すテイカーなんていなかったです。
「とにかく色々だ、とにかく色々だ。」
テイカーなんて所詮はその程度の生物です。

テイカーは異端審問官

テイカーの理屈は滅茶苦茶なんです。

助言してやった、提案してやった、ということがあっても、やらせようと口出しした、です。

助言という名の同調圧力。
提案という名の減点査定。
全て悪です。

「私は構わないんだけどオバサン」の助言だのや提案だのを思い出してください。
同調圧力や減点査定に該当するものが、全く思い当たらない人が、どれだけいますか。

人が実行したことには評論をやり、減点をして、審査員のように振る舞う。
普通はこうだ、と普通を振りかざしながら。
審査員どころか異端審問官でしかないわけです。

異端審問官は思考の硬直化を生む

異端審問官が、助言者だとか提案者だとかを自負して、口出しするとどうなりますか。
試行錯誤の錯誤部分が全て潰されていきます。
錯誤でない部分も含めて潰されるのが問題です。

「どうにかしてみる」と試してみること。
これは非常時も、非常時にこそ、重要です。

けれども、テイカーが評論家や審査員をやると、試せなくなっていきます。
試行錯誤には錯誤が伴うものだからです。

思考の柔軟化で、防寒や防水を試してみる際に、「そんなことやってる人いないよオバサン」が、口出しを続けるのは、害悪でしかない。

非常時は、備えていなかったら諦める、でなく、「もしもの構え」でなんとかしてみる、が大事になってくるからです。

セルフイメージのズレを把握する

テイカーは「良かれと思って」口出しします。
けれども、あなたが死亡しても何もしません。
テイカーは、思いつきを喋りたいだけ。
喋れば助言者や審査員の気分になれるから。

けれども、テイカーの言うことを聞いて死ぬべき災害なんて存在しません。

テイカーは、自分自身のセルフイメージについて異端審問官だと思うことなんてないので、極めてタチが悪いのです。

セルフイメージは自分のみならず、周囲の人災もズレているということ。
これを忘れてはいけませんね。

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