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セルフイメージのズレは把握しておけ1

前回まで「なんとかする」という思考の柔軟化、「もしもの構え」について述べました。
「なんとかさせる」や「なんとかしてもらう」の弊害についてが多くなってしまいましたが。

今回、人災から身を守るための平時の備えとして「セルフイメージ」、「そのズレ」、そして、「その把握」を述べておきたいと思います。

私のセルフイメージ

セルフイメージとは「自分自身による自己像」のことです。
自己認識と訳されることが多い気がします。

今回は、人物像であることに注目しておくため、予め自己像であることを述べておきます。

このセルフイメージ、実に厄介なものです。

私は自分自身のことを「図書委員やってたような感じのやつ」だと思っています。
(※実際やってはいましたが。)

けれども、「俺みたいな図書委員みたいなのが」と言うと、まあ概ね否定されます。

そのズレ

この私自身が思い描いている自己像、人物像は、どうやら他人にはそう思われていない。

自他ともに認める「図書委員みたいなやつ」では無いわけです。

「いや、日焼けしてるから。」
「いや、ハキハキしてるから。」

肌の黒い図書委員もいます。
ハキハキした図書委員もいます。
私はこう主張するわけです。が、受け入れられることはまずありません。

「いますけど、ね。」
それだけなんです。本当に。

自他で人物像が違う。自他でズレが生じている。
それ自体は構いません。
が、前提とする必要があります。

そのズレの把握

自他で人物像が違うという前提に立脚して、そのズレの把握は図っておくべきです。
テイカーがどこにいるか、わからないから。

「アンタは力仕事が得意そうだから。」なんて、いつ言われるか、わからんわけです。

テイカーは、因縁をつけて駄々をこねます。
ヤンキーと一緒です。
その因縁には、身体的特徴を含むわけです。

他人の期待する人物像に近づく必要は皆無です。
無理してそんなもんに近づく必要はありません。
勝手に期待してくるんじゃねえ、でしかない。

けれども、他人の期待する人物像は把握しておく必要が出てくるのです。
テイカーに因縁をつけられるかもしれないな、という「もしもの構え」のためです。
非常時に、真っ先に声をかけられてしまうだろうという構え、備えでなく構えが、必要になる。

セルフイメージはそのままでも良いのです。
「マイイメージ フロム アザーズ」とはズレがある、と把握しておくのが大事です。

皺寄せは頼み易い人にくる

力仕事ならオラオラした元ヤンのほうが良い。
筋力もあるし、体力もあるでしょう。

けれども、元ヤンは頼み事をされません。
頼みにくいからです。
皺寄せは頼み易い人にくるのです。

俺みたいな図書委員みたいなやつに頼むなんて、そんなやつおらんわ、と思っていてもです。
急に不意打ちがくるものなのです。非常時は。

テイカーは何枚舌もあり、「お前に筋力はない」と「お前に筋力はある」を使い分けます。
純粋に悪魔です。
閻魔様が過労死するレベル。

ゆえに、セルフイメージ、そのズレ、そのズレの把握は、予めするべきです。非常時になる前に。

物事を頼まれ易い優しい方は特にです。
本当に心優しい私が言うのですからね。

#もしもの備え

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