ほとけさまのおしえ「子どもというもの」
最近また虐待に関する「ニュース」がよく流れております。
事件に至る経緯は知る由もありませんが、事件に至らずとも「生きづらさ」を抱えている親子も想像以上ではないかと憂いております。
確かに親も子もそれぞれの「意思」があり、自分の気持ちが抑えられないことも「なきにしもあらず」だと思います。
疲れて眠りたいときに泣きやまないと精神が「不安定」になりますし、子どもは子どもで、感情のコントロールが「難しい」ときもあります。
そんな二人がまさしく「折り合い」をつけていく。
それが「親子」だとも思うのです。
嫌なときに離れられる関係なら余計な苦しみもないでしょうが、離れられないとストレスが溜まるものです。
そしてそんなとき、休息してリフレッシュできる場所があればいいかなとも思っております。
でも実は「諸行無常」の教えの通り、そういう時期は長くは続かないのです。
後から振り返ったとき、実は子育てのひとときが「最も幸せなときだった」と感じるときがやがてくるのではないでしょうか?
そういう「大きな時の流れを感じる」ために、仏教の教えはそっと手を貸してくれるのかもしれません。
☆今日の一句☆
やがて去る
小さき我が子
無邪気顔
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