見栄えだけの歩き

姿勢を作る時 「腹に」力は入れない いや 「腹に力を入れろ」も間違い!

タイトルは なにを言っている?

言いたいのか? 姿勢の説明で「腹に力を入れて 安定させる」
とか
~~する時に お腹のチカラをいれて・・・・ と聞くことがある。

これの間違いは非常に大きい
確かに 重たいものなど 足腰、腹に力をいれてモノを運んでいた、
運んでいる様子も分かる。 
しかし これは 
腹に 力を自らの意志で 入れたか?
腹に 力が掛かってくるから 入れてしまうか?
その違いが
感覚として 大事で 
力の感覚が曖昧だから 混同して 口に出す表現が間違う。

本来は 「入る(はいる)」である。
勝手に 力が連動して 腹筋部に力がかかる つまりは「力が入る」
自分で力を入れて 動かしていては 効果の意味がまるで違います。

荷物持ちの姿勢

入れるの感覚として このような感じです。
上のような姿勢で 持ち上げるとします。
持ち上げるモノの 重さを関係なしに または 重量に応じた
力の入れ具合なしに 持ち上げるでしょうか?

普通は しないでしょう?
重ければ 息を止めたりして持ち上げたりします。(この息を止めるのは
コツとして 良くないが、分かりやすく、ここでは言わない)
さほど軽いものには そんなことはしないでしょう。

この動きをもうすこし 緻密にして表現しているだけで、
重さや動きに 合わせて 力加減が変わる訳で、つまりは
腹筋を先に意識して 力を入れてから 動かす訳ではない!

力に応じて「いれる」訳で
「力を入れろ」は 意識が乏しい感覚に、注目させる言葉ではありますが
腹筋に力を入れてから 行う事ではない事を 注意してほしい。

本来私が思うに

腹筋は 常に テンションの掛かっている筋肉の部位です。その点で
「腕などの部位とは 違います」
ですが ・・・  普段から 腹筋に 力が掛かっている姿勢を

とっている人は 中々 いません!


この軽い腹筋のテンションさえ 姿勢でかけていない・・・から
姿勢を作る時に 「腹筋を使え」とか よくわからない事を言います。
そこで余計に 筋肉を緊張させても 無駄です!(腹筋を)

腹筋は 「固めると強い」と認識させることが大事!(間違い)
意識的に 勘違いさせている(自分で)。

実験したら 一番わかります!
その無駄な腹筋の緊張は 軽く刺激を与えると ものすごく「痛い」です!
普段 鍛えていない人なので 特に 痛いです。腹筋なんて無い人が大半で
(腹筋を鍛えて 衝撃に耐えうる筋肉を持った人という意味で)

実験していますから・・・普通の人基準で
理由も 簡単 薄い筋肉なのに 無理に緊張して「固くして硬直させて」
我慢して 息も止めているのでは 
簡単に 力が集中して「痛み」が出ます。

逆に そういう人は力を抜いて 姿勢を取らせます!

正しく姿勢を取らせて 極力「力を抜く」
しかし
それでいて 全身に 僅かにテンションの掛かるバランスを 取らせておく
もちろん 腹筋にも かかっているので 「張りのある腹直筋」
で 立っている状態である。
緩んでいないので お腹に刺激を加えた時に 弾力と腹筋の締めが利くため
痛みが さほどでも ありません!
あと 姿勢をキープ、維持して 崩れにくくなるはずです。

ただ これは さほどでもない・・・・ です
ちょっとは痛いですし、 その人の限度を 超えると それは無理です。
違いは 歴然と出ますので 不思議な感じに思ってくれます。

ココでの違いは タイトル通り 力が入る姿勢それになります。
逆説的に 入れない状態であるにも 関わらず
入れる事の出来る状態をつくるのに 「力を抜く」
抜いている状態で 実は入っている状態を 作り出し

脱力状態は 高度に力加減した 筋肉に力を入れている状態とも言える。

この理解に至らないで 知らないうちに 「脱力して 立つ」とか
訳の分からない 説明になっている! 

そんなこんなを 又次の機会に 書いて見たいと思います。

読んでいただきありがとうございました。 また 読んでいただければ 幸いです。 サポートの御代は 今後何かを 製作する時に使います。