19011_読書メモ_サマリー

【#読書メモ】世界はデザインでできている

タイトル通り、「世界はデザインでできている」と思わせてくれる書籍。

「人に話したくなる」デザイン
「お客さんの行動」をデザイン
「自分だけが気付いた」をデザイン
「信頼」をデザイン
「半歩先」をデザイン など

色々なデザインを、平易に理解することができる一冊でした。

【特に気になった言葉まとめ】

19011_読書メモ サマリー

【目次】
はじめに
第1章 デザインの距離
第2章 デザインの作戦
第3章 デザインの力
第4章 デザインの実技 
第5章 デザインの時間
第6章 デザインの人柄
おわりに デザインの未来
【著者プロフィール】
秋山具義  Twitterアカウント @gugitter
1966年東京秋葉原生まれ。日本大学藝術学部卒業。アートディレクター。日本大学藝術学部デザイン学科客員教授。広告(PARCO、TOYOTAほか)、マルちゃん正麺のパッケージデザインやAKB48のヘビーローテーションCDジャケットデザインなどを手掛け、グラフィックデザインを中心に第一線で活躍。「ほぼ日刊イトイ新聞」のおさるのキャラクターデザインほか、エディトリアルから映像、ネットまで様々な分野でデザインしている。




【特に気になった言葉①】

デザインは「目立てばいい」というものではなく、「その場所に馴染む」だったり、それがあることで落ち着いたりすることも大事です。つまり、デザインは世の中を整理する道具の一つなのです。

「主張もできる」、「滑らかにもできる」、「馴染むこともできる」、デザインという色んな一面がある言葉を、確かに一言でいうと整理する道具だなと思った言葉。状況を把握し、目的に対してどう動くかがデザインなのかなと。



【特に気になった言葉②】

過去の名作がどのようなものかをひと通り見て、デザインのコンテクスト(文脈)を学んで知っておくことは大事です。今までにどういうものがデザインや広告の世界にあったのかを知っておかなければ「これ、新しいでしょ」と言っても「それ80年代に〇〇がやっていたものと同じだよということが起きてしまいます。

今年、”経営戦略”についての歴史を紐解き始めてみて、「これはこんなに昔から考えられていたのか!」や、「歴史からみたら絶対解はありえないなよな。。。」など、コンテクスト(文脈)の大事さを実感したばかりだったので響いた箇所。



【特に気になった言葉③】

”自分らしさ”を見つけるために、自分が育ってきたものや好きなものを振り返ること。それが自分のデザインに生きてくる。だから、自分の年表を書いてみることもいいと思います。

自分の思考のクセを最近振り返ってみた時に、これまで蓄積された経験が、良くも悪くも”自分らしさ”になっているなと共感した箇所。また、その抜けないクセの生かし方を考えるのが重要だよなと思った言葉。





おわりのつぶやき

色んなビジネスに生かせる一冊。


この記事が参加している募集

推薦図書

買ってよかったもの

いただいたサポートは本の購入費用に充て、みなさんの新しい知識・視点の発見に少しでも寄与できればと思っています!