デザイナーが、海外で働くには

写真はあえて、通常の飛行機でないものを選んでみました。
私の基礎はグラフィックデザイナーで、実体験からなる記事です。私は、10-20代だとなんとなく海外で働きたいと思っていました。理由は、行ったことがない、給料が高そう、世界一になるため、など様々です。
知っておいた方が良さそうな幾つかの情報をシェアします。

ここでの海外で働くとは、就労ビザを得て、現地で働くことです。
出張ベースとは、異なります。

海外だけに、英語は当たり前になってしまうところもあるので、全く自信のない人・やり方がわからない人は、過去マガジンを読んでみてください。

デザイナーが海外で働く経路

数年前から、テロや政治的側面などから、就労ビザが取得しにくくなってる部分はありますが、国、エリア、会社などに強力なこだわりがない場合は、チャンスもあり続けるはずです。

まず、入国のチャンス、労働ビザ、ハイクラスになれるかの軸で書きます。

①海外留学からの現地就職
チャンスの得やすさ:☆☆★★★
日本からの留学生は少ないので、実際のところチャンスは少なめなのでしょう。経済的余裕や周囲の理解も必要

ビザ獲得の得やすさ:☆☆☆★★
国によります。 学生の時からインターンなどをして実績を積み重ねれば、可能だと思います。

ハイクラスになれる:☆☆☆★★
個人の努力や運によってしまうところがあります。逆に言えば、通常の状態であり、非常に良い状態とも言えるかもしれません。
 
②外国人と結婚
チャンスの得やすさ:☆★★★★
巡り合わせですかね。

ビザ獲得の得やすさ:☆☆☆☆★
婚姻でも取得しにくくなっているとは、聞くこともあります。

ハイクラスになれる:☆☆★★★
個人の努力や運によってしまうところがあります。語学や、スキルの準備をしていないとかなり厳しくなると思います。

③日系企業から海外支社へ転勤
チャンスの得やすさ:☆☆☆☆★
就活などから狙って準備をしていれば、現実度は高いと思います。

ビザ獲得の得やすさ:☆☆☆☆★
会社が全て手続きしてくれるケースが多いはずです。国家間の政治的な問題が少なく、役職クラスが上なほどに出やすくなります。

ハイクラスになれる:☆☆☆★★
海外にわざわざ送られる以上期待の人材と考えられますが、例外もあります。この方向性は、海外にいながらもあまり現地と絡まないこともあります。

④外資(海外支社)からのヘッドハント
チャンスの得やすさ:☆★★★★
海外実績以外ノーカンのこともあります。海外に行きたいのに海外実績が必要ということで、鳥と卵のようですが、デザイナーとしてあり得るのは世界的アワードなどで一発当てることです!

ビザ獲得の得やすさ:☆☆☆☆☆
海外の会社が全て手続きしてくれるケースが多いので会社のクラスによってはかなりの確度で出ます

ハイクラスになれる:☆☆☆☆★
もともとハイクラスで入るケースがあると思います。ただし、期待も高く、競争も激しいのです。ただそれは、日本人だからでなく、皆そうです。 

⑤現地法人を建てる
チャンスの得やすさ:☆★★★★
当たり前ですが、留学以上の資金が必要です。デザインスキルだけでなく、人との関わり、度胸などもろもろ。やろうと思えばやれるのかもしれないですが、条件を揃えるのは大変です。

ビザ獲得の得やすさ:☆☆☆☆☆
自身が代表の場合は、就労ビザは取得できる可能性はかなり高いです。代表が入国&仕事できないと会社が立ち行かなくなりますからね笑

ハイクラスになれる:☆☆☆☆☆
もともとハイクラスですね。青天井領域なので、何がハイクラスなのか次第ですが。

などなどあると思います。
私は、③からの④でした。いまは、⑤を考えています。
私はワーキングホリデーはしたことないので詳しくはわからないですが、チャンスは比較的得やすいと思います。
それでも渡航や語学学習のお金や一定時間海外にいる理解などは必要であると思います。

専門職別の優位性

海外では、雇用主のことをスポンサーと呼ぶこともあり、本当の意味で、ライフラインとなることがあります。失職した場合は、国から出ていくことを意味するからです。

雇用主の気持ちとしては、なぜわざわざ国籍を持たない人を選ぶのか?というは考えます。それでも雇う理由があるとすると、
・とにかく安い労働層が欲しい
アジアでは、靴も履けないレベルもあり得ますので、現地人よりも安い賃金で、接客や建設などがメインになることが多いようです。

・自国では探せないレベルの優秀な専門家が欲しい
皆さんが挑むであろう方向性です。専門性が高く、クリエティブも含まれます。
で、ちょいと少なめですが、専門家別の国境超えやすさ度で言うと、

S エンジニア
B クリエイティブディレクター
B 営業 ※日系支社が取引相手
B 建築
B 映像
C デザイナー、ファッション、プロダクト、スペース
D ライター

エンジニア
英語があまりでも、Githubやkaggleで、存在感が出せていれば、オファーはくると思います。
年収も日本のエンジニア平均より高いと思います。ただし、SFなど住む場所によっては豊かな生活はできません

クリエイティブディレクター
各デザイナーの親分的存在なので、基本的に現地の国籍を持っていなくてもなれる可能性が高いです。
競争は当然厳しいです。

営業 ※日系支社が取引相手
営業は、日系の支社に勤め、ほかの日系企業から仕事を受注する場合結構有利に働いたりしますが、現地企業を相手にすることがあるか

建築
ジャンルとして元々世界を見ている、理系である、英語がいける、弟子制度的なものの後押しを受けてか、何人かお会いしたことがあります。

映像
世界的に映像広告など商業的な活躍が見られ、字幕や脚本があれば、外国でも完パケしやすい業態だと思います。あとは、クオリティ勝負なので、戦いやすい部分はあるかもしれません。

デザイナー(グラッフィック、ファッション、プロダクト、スペース)
ポツポツとは見たことがありますが、現地以外から取る理由は基本的にないと思われるので、努力が必要な領域だと思います
国内からだと、外国の人でも知っている賞を獲ること。それらを日本から取っているようなデザイン会社に入ることなどがオススメです。
デザイン賞の中でも、商業色の強いもの(ex. Cannes Lion)。アート色が強いもの(ex. Newyork ADC)があり、アート色が強いものであれば、アイディアとクリエイティブで可能性あり得ると思います

ライター※コピーライター
かなり深く言語理解、文化理解が必要で、韻を踏むなどしておしゃれアピールが必要です。知らないと炎上もあり得ます。私が見たところだと、SNSの運営なども基本的には現地の若者のチームがとても頼もしかったですね。

要点としては、給料の高さや、生活の充実を考えると、どう考えても海外は日本と比べてしまうと大変です。国籍を持ってない、法律を知らない、食事・保険のクオリティ、治安などなどがありますので、、

行ってみたいと言う人は、国内でできる準備(お金、語学、政治、治安など)は国内でしましょう!ネットがありますし、書いてくれている人もたくさんいると思います。
正しい、追い求めてる情報ばかりでなくても、日本語で読めるだけで結構捗ると思います。海外勤務は、一回逃してしまうと、結構レアなチャンスだったりするかもしれないので。では:)

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