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星空×恐山で人生アップデート ~懐かしむ力が未来をつくる~

◾️星空×恐山で人生アップデート ~懐かしむ力が未来をつくる~

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①懐かしむ、思い出す、星空×恐山で人生をアップデート

 ▪️懐かしむことで意識の浄化が起きる

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「死ねばお山に行く」
 
古来より死者への供養の場所として
お地蔵様の信仰がなされたきた
青森県むつ市、
霊場恐山にある言い伝えです。
 
 
今回、この日本三大霊場の
一つである恐山を
星空キャンプの場所として
選んだのには理由がありました。
 


 
きっかけは今年の夏至、
はじめて恐山を訪れ、
お坊さんから伺った
 
 
「恐山は恐ろしい場所ではなく、懐かしむ場所なんです」
という一言でした。

「懐かしい...」という感覚、感情。
 
 
これはものすごく
重要なことだと感じました。
 
 
そもそも『星空キャンプ』という企画を
主催してきた理由は
チーム瞑想®︎の
プログラムの一環として、
 
 
星空の広大な美しさを体感することで、
意識の浄化に
取り組んでいただきたい、
という想いからです。

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では意識の浄化が起こると
人はどんな心理になるのか?
これは端的に言えば
「思い出す」ということです。
 
 
長い間忘れていたことを
思い出す=自己を想起する
ことができると、
 
 
人はもうその時点から
生きる基準となる
動機や哲学の深度が
アップデートされてきます。
 
  
そして「懐かしさ」を
感じている瞬間、
私たちは紛れもなく
何かを「思い出し」ています。


②きっかけをくれた永平寺、禅と瞑想そして供養

 ▪️点と点が繋がった!”17”
     永平寺とアテネ五輪、恐山と東京五輪

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このような星空キャンプの
「思い出す」
コンセプトに対し、
懐かしむ場所である恐山は


・大本山を福井県の永平寺とする禅宗の曹洞宗に属している
 
という点で
さらに強く共鳴しました。
 
  
永平寺は17歳の夏休みに
柳川高校の後輩と2人で
坐禅合宿に参加した
思い出の地であり、
 
 
私が瞑想をはじめる
大きなきっかけを
くれた場所です。
 
 
当時、永平寺入りしている最中には
アテネ五輪が開催されており、
東京五輪のあった今年は
あれからちょうど17年目です。
 
 
17年のサイクルを経て、
永平寺と恐山が
同じ曹洞宗だったと知ったときには
驚きました。


点と点が繋がった瞬間です。

 


③ここでこそやる意義がある!
 「星空キャンプをここでやろう!」

 ▪️人生の伏線を回収する、そのための余韻


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これまで何度も
「人生の点と点をつなげて伏線を回収する」という
チーム瞑想®︎のコンセプトと、
そのためのキーワードとして
「余韻と予感」について話してきました。
 
 
「余韻と予感」を醸成していくことが、
これからのあなたの人生の
点と点を結びつけて
豊かになる鍵になると。
 
 
この観点において、
恐山は1200年以上続く
人々のつながり、営み、
その系譜全体の
余韻を感じることができる場所です。
 
 
余韻という観点においては
これ以上ないと思えるほど
恐山はベストな場所でした。
 
 
「懐かしむ心」
これほど余韻らしい余韻は
他にないと思いませんか?
 
 
「ここで星空キャンプを開催したい!」
 
 
恐山の伝統的信仰の意義と意味、
そして宇曽利湖(ウソリ湖)の美しさを
一目目にした瞬間から
私は強くそう感じるようになりました。
 
 

◎星空キャンプin恐山参加者レビュー

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星をいっぱい浴びて、すごく軽くなって驚きました。
火山、湖、星空、温泉は完璧なセッティングでした。
ご一緒したメンバーも素敵な方でありがたい時間でした。
東北での旅をとおして、星、大地、古のスピリットたち、
あらゆる存在から、わたしは愛されてるんだと確信し、感動しました。 
(大屋敷和貴さん 50歳 長野県) 

都内では決して味わえない静けさ。
余計な思念、思考が削ぎ落とされる実感がありました。
湖のほとりの前で瞑想のワークを行いましたが、
この世とは思えない異空間でした。
瞑想ワークはすぐに何かを体感するというより
ジワジワと内側から煮出されるような感覚でした。
変わった点でいえばやはりシンプルな思考です。
(ヤスさん 男性 港区虎ノ門)

満天の星空と初めて見る天の川を見て
その圧倒的な美しさに感動しながら、
子供の頃自身の誕生日が七夕であることから、
天の川に想いを馳せた記憶が甦り
心が震えてきて涙が溢れてきた時、
私にとっての恐れというものは一瞬で吹き飛ばされました。

そして、この星空キャンプで自身の中にある扉を再び開いて、
その扉の中にある力を活かしていきたいと心から思えたこと。
そして、このキャンプ参加し
一緒に星空を見つめたメンバーと出会えた奇跡、

それぞれがこのキャンプで何かを感じる瞬間を
一緒に共有した時間こそが、
私がこのキャンプで得たものであったと思っています。
 (森聖子さん 50代 東京都)

明るくワクワクする様なエネルギーに満たされました。
小さい頃に感じていたことも思い出しました。
そして、一歩一歩に集中することで、
恐れから自分を解放することができるということを再確認しました。
 (佐藤由佳子さん 40代 東京都)

恐山一帯は「黄泉の国」として認識されていて、
そこに行くということは、
何かしらの霊的なコンタクトを求めていくものと意味付けされる。

つまり恐山屋外で一晩過ごすということは、
進んで霊に取り憑かれに行くようなものという認識なので、
このような企画でもなければ、
終生体験することはないはずだった。
が、そのありえないはずの経験をしてみて感じたのは
「境界」がなくなったということ。

もちろん今でも恐山は黄泉の国という認識はあるし、
その認識はこれまでの風土的歴史上尊重し
大切にしたいものだけれど

例えば此岸と彼岸の境界、
怖い場所と安全地帯という境界、
私とあなたという境界など、
「境界」とは社会的な役割のもとで便宜上定めたもの、
というか感覚的なもの。

一晩過ごした後は、境界はなく、
恐山一帯全体が自分の家になった感がある。
恐れの感情を境界に載せているのは自分自身なだけであって、
その場との関係性において
純粋な思いを交換することができたら、
そこが「家」になるのかもしれないと感じた。

星々に常に見守られているという
絶対的なな安心感·大丈夫感が得られた。

良質なものを取り込む体のつくり方、
修行のように硫黄温泉にはいりまくる時間、
宇宙の中の小さな地球の小さな自分感、、、
いい意味で先祖とのつながりの中で
今ここに生かされて貴重な出会いをしている奇跡を感じました。
 (佐藤桃子さん 40代·青森県)



④星空キャンプの狙いと実践の仕方

▪️星空と先祖、
 そして祖先を通じて自分自身と向き合う

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星空キャンプでは、
ふだん社会的な関係性で
埋没してしまっている
その人にとって本質的な側面
(忘れてしまっている)を
 
 
表面化させる→思い出す
ことを目的としています。
 
 
ですからキャンプ、といっても
実際にはみんなでワイワイ
何かBBQなどを
するわけではありません。※1
 
 
写真では早朝なので
そう見えるかもしれませんが、
夜間は皆、各自、会話も
スマホも控えていただき、
 
 
1人じっくりと
「只、星空と自分自身だけ」という
究極的にシンプルな
過ごし方をしていただきます。
 
 
大切にしたいことは
真正面から星と出会う、
そのときに、自分の社会的な立ち位置を
できる限り持ち込まないことです。
 
 
ですから、天候はもちろん
鑑みていますが、
基本的にテントも
張ることはありません。
 
 
ただ、寝袋に入って
星空だけを
一晩中眺め続ける。
これが星空キャンプです。
 
 
※星空キャンプは恐山菩提寺より許可を得て開催しております。
 許可なく恐山菩提寺での星空を眺める等の行為はご遠慮ください。
※現地の写真はすべて恐山菩提寺より
 特別な許可をいただいて撮影しています。
※1 火山地帯なので火気厳禁です


⑤私たちの日常を支える膨大な非日常の世界

 ▪️非日常との相互作用を改めて感じる瞬間に。

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心には天気に準えて段階があります。
①雨が降っていてる
②雨が止み曇っている
③雲が消えて晴れてくる
④太陽が沈み星が浮かび上がってくる
⑤夜が深けてさらに無数の星々が見えてくる


この①~⑤すべての現象が
湖=心に映り込んでいます。
このことを詠ったのが
桂月の一句でした。

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『恐山 こころと見ゆる湖を 囲める峰も 蓮華なりけり』 桂月

大正時代の詩人、大町桂月の一句


雨が降っている時でも、
日中に太陽が輝いている時でも、
星空は常にあります。
 
 
同様に社会の中で右往左往、
一喜一憂しがちな私たちですが、
その背後で常に
先祖が代々受け継ぎ伝えてきた
さまざまな伝統文化があります。 
 
 

ご先祖様や星空は
私たちにとっては非日常ですが、
私たちの日常はこうした
多様な非日常的な相互作用の結果で
成り立っています。
 
 
こうした『背景』
丸ごと体感して静慮する、
今回特別に許可をいただき
信仰の場である恐山で
星空キャンプを開催できたことは
本当に貴重なことでした。


 

⑥未来型思考から→最新の過去型思考へ

 ▪️懐かしみ、未来への推進力を得る

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これからの世の中は
テクノロジー革新によって
ますます高速化していくことが
予測されています。
 
 
誰もが未来に対して
関心を持っている反面、
非常に未来予測は
難しいでしょう。
 
 
ですが、ここ恐山にあるのは
圧倒的に過去でした。
そして星空もまた、
星一つひとつの光が
地球にやってくるには
 
 
何百、何万光年といった
時間がかかっており、
星空の輝きは常に
過去のものです。
 
  
結論を言えば
「そもそも私たちは過去のことしかわからない」
それが人間に
本来与えられた能力です。
 
   
未来のことを考えるのは
より良い未来を作りたいと
誰もが考えるからです。
 
 
だから将来について
考えようとするのは当然のことと言えます。
ですが過去をしっかり見つめて
振り返ることにより、
 

ただシンプルに
過去に対する
私たち自身の態度、意味づけから
屈折がなくなります

 
 
すると素直に
未来へと進むことが
可能になるのです。
 
 
ですから、この
「過去に触れる」
「振り返る」
「懐かしむ」といった
余韻を味わう行為が、
 
 
実は本来不可能な
未来のことを考えるよりも
遥かに合理的であり、
この仕組み自体に
気がつくことが最重要です。
 
 


⑦『恐れありき』の人生を愉しむ。

 ▪️そして社会は強く豊かになる

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思い出は決して
楽しいものばかりではなく、
時には辛い記憶を
思い出すことがあり「恐い」です。
 


 
ですが、そういった恐れも含めて
過去を敬い、弔うことができれば、
未来に対しての眼差しは
明るく軽やかになっていく
でしょう。
 
 
恐山での星空キャンプは
過去に想いを馳せ、懐かしみ、
そうして回復した心を用いて
未来への推進力として働きます。

 
 
あなたが星空キャンプに
参加することで、
星のエネルギーをまとった人物が
社会に1人増えることになります。
 
 
その波及効果が
社会全体を
より強く豊かに
育てるきっかけとなるでしょう。


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