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詩No.117「まだ雨が降っていてほしいと思うこんなときは」

君がいないと
なにもできない


僕は僕だ
なにもできない


心晴れたんだろう
いいじゃないか


それでも消えないんだ


僕はまだ
なにもできない


どうしても
しゃがみこんでしまうようなとき


君と君の
周りの世界で
僕はやがて満たされる


けれど


まだ雨が降っていてほしいと思うときは


大丈夫になりたくないんだ


君がいないと
なにもできない


君が支えでいてほしい


だから


僕はまだ
なにもできない




僕は

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