未練はありません

清純な少女でいるよりも、不純な賢さを取って自堕落していくのでした。

髪がなびく物語を最後にして、清純少女は賢くなれず、愛に精述されぬまま殺されるのでした。

誰も見向きもせず、自らゴミに投下したあと首がもげました。世界が私を無しにして動くのは素敵な心持ちで。

それはそれで居心地良く

無念であるけれど

さよならと天へ仰ぐのでした。

全て私の所為です。という曲を聴いた後に閃いたものでした。あ

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歌詞のようなもの

ああ、終わってしまった、夜の旅

眠れずしてくる、朝焼けが

散々な 心に染み渡る。

夕焼けよりも 儚く 

青空よりも 深く

私の死に際に 聞こえるね

サラサラサラサラ 灰になって

サラサラサラサラ墓に散る

くるくるくるくる 考えて

くるくるくるくる やって来る

ああ、やって来る

アイデンディティ

難しいことばかり語るキミに
何かひとつ教えてあげたい
楽しい日々ばかり期待しても
全て叶う訳ないからね

力抜いて深呼吸して
世界は生まれ変わるから

what is your dream
what is your love

突然立ちこめる深い闇に
どこか遠く流れていきたい

窓を開けて 背伸びして
世界を変えてみせるから

where is my place
where is my heart

詩No.112「ダウナーな夕方のオプション」

齧るシャーベットの
パインと舌触りは粒を感じて
纏ったブラウンのリネンシャツに
はらりはらり 零れ落ちたコーンを払った

少し離れただけで要らないものになるなんて
欲は時に都合が良くて
しかし人には不可欠なのかもしれない

酸味とオレンジが
この体内に似合うかは知らない

たまに摂る
嫌いではないそれを思い出すのが
それが良いんだ

感覚は時に速くて 遅い
その回りくどさと起伏も
しかし人には不可

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詩No.111「凪の日向に」

明日 旅立つあなたに
何を贈りましょうか
こんな小さな手で
なにが出来るでしょうか

縮んでいく背中と皺の増えた笑顔
その全てが向日葵のようでした

私には眩しくて 暑苦しくて
でもいつもそこに居てくれた
まるで日向のようで
寝惚けた私も 愛として
包み込んでくれたこと

白い布団に横になっているあなたは
私にはまだ
眠っているようにしか見えませんでした

こんな小さな手で
なにが出来るでしょうか

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詩No.110「ダイブ」

黒い縁の中に潜水
網を游ぐ日課

私たちと、私だけの庭は海

ある程度腹の脹れたPM2:00が虚しくて

暮らしを軸に回転するチャンネル
指先ひとつで旅に出るの

ああ
渦に呑まれて

呼吸よりも先に追った青い光を

溺れている
もうここが何処か分からなくて

でも楽しくて つまらない
それだけが確か

不意に笑った
私という誰かの声が聞こえて

息を吸った
その光の水面から顔を出した

そうだ、

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別れ

人混みで盗み見た貴方は相変わらずで
色付いた胸も色褪せた

全てを壊してでも欲しがった
2人で台無しにした未来
後ろ指さされても欲しがった
2人の叶わぬ未来

「さようなら 愛おしかった人」
「さようなら 夢見た結末」

私の知らない処で
私の知らない人と
先へ進めばいい

錫杖が夢の終わりを告げる
世の理 輪廻の万華鏡

純愛と言えるほど一途じゃあなくて
初恋と呼べるほと青くはなかった

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詩No.109「片道切符」

燦々 遠く

青い夕暮れを飾った額縁は窓

外は騒がしい だから塞ぐ

忌み嫌うことも人らしさ
毛羽立つシートの心地悪さ

少し前まで
ここに座っていた人が
どんな世界を生きているかなんて

だからおやすみ

乗り過ごした蛍光の美術館

片道切符 今日にはもう帰らない