高井雅彦@global

旅人、地元、地球を幸せにする旅路を盛り上げる。グローバル・サステイナブル・ツーリズム協…

高井雅彦@global

旅人、地元、地球を幸せにする旅路を盛り上げる。グローバル・サステイナブル・ツーリズム協議会会員、Adventure Travel Trade Association 会員、Global Wellness Association 会員、LDL会員。

最近の記事

屋久島こそできるリジェネラティブツーリズム(再生型観光)!!

1、はじめに 鹿児島からプロペラ機で40分、屋久島は神聖で特別な島である。以前からリジェネラティブツーリズム(再生型観光)で日本でどこがオススメかと質問を受けたら、自分は屋久島と回答してきた。今回、あいだラボ(Ecological Memes https://www.ecologicalmemes.me/ ) のツアーで、仮説が確信に変わった。本論では、まずリジェネラティブツーリズムは何かを説明し、なぜ屋久島こそできるかを説明し、どのようにしたら良いか提案します。尚、この島

    • 日本アドベンチャーツーリズムPhase2の仮説-ATWS2023北海道への私見

      Adventure Travel Trade Association (ATTA) 主催の年一回最大の世界イベントAdventure Travel World Summit (ATWS)2023 が札幌中心に9月北海道で開催され、成功裡に終了しました。これは、日本のアドベンチャーツーリズム業界、観光庁、北海道庁が一生懸命に誘致・準備してきた大イベント・商談会でした。本論は、予備知識なしで個人参加した自分がATWS2023で感じたことを踏まえて、日本のアドベンチャーツーリズムの

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      500
      • 京都西芳寺で学んだグリーンツーリズム

        1、グリーンツーリズム コロナ後は世界どこでも観光業による経済発展を期待しており、その中でも環境に十分配慮し持続可能なグリーンツーリズムに大きな期待が寄せられている。オーバーツーリズムを回避して、地元企業・地域に貢献することもグリーンツーリズムの一環である。国連世界観光機関UNWTOは"Recommendations For The Transition To A Green Travel and Tourism Economy" を出し、OECDは"Managing tou

        • 北海道で注目するまちづくり2022

          2022年9月上旬に久々に北海道をハイスピードで巡ったので、まちづくりハード面で気になった四つのエリアについてコメントしていきたい。現在ホットである北広島市、これからホットになる可能性が高い倶知安町、旭川市、北大札幌キャンパス北側についてカバーします。 1、北広島市(人口: 57,530人) ボールパークだけでなく建設ラッシュの様相のhttps://www.hkdballpark.com/ballpark/ "The Ambitious City" 北広島市である。ここ

        屋久島こそできるリジェネラティブツーリズム(再生型観光)!!

          REBORN ART FESTIVAL @ 宮城県石巻

          REBORN ART FESTIVAL @宮城県石巻市街地・牡鹿半島https://www.reborn-art-fes.jp/ を訪問した。この芸術祭の特徴は、地方美術祭ではなくあくまでグローバル総合芸術祭を、被災地石巻への貢献そして融合を目指していることである。東日本大震災の被災地で、「Reborn-Art = 人が生きる術」をキーワードを掲げて、今回が3回目後期。 グローバル総合芸術祭として、個性的な現代美術作品で有名なワタリウム美術館 http://www.watar

          REBORN ART FESTIVAL @ 宮城県石巻

          【LDLバディ対談】 「とても良い町であることが課題」 上毛町議 岩花さん

          1、はじめにまちづくりのオールドルーキーです。Locally Driven Labs(LDL)という、地域やまちおこしに関心がある全国のメンバーが集まる勉強会に最近参加しました。LDLの主催者は『まちづくり幻想』『地方創生大全』『稼ぐまちが地方を変える』などの著書で有名な木下斉さんです。詳しい説明はメンバーの岡崎さんの記事をご参照くださいませ。 そのLDLの企画でメンバー同士をインタビューすることになり、小生がインタビューさせていただいたのは、福岡県上毛町議会議員の岩花さん

          【LDLバディ対談】 「とても良い町であることが課題」 上毛町議 岩花さん

          プー太郎日記:森の京都(京北・美山)

          気が赴くままに、今月は2週末「森の京都」で紅葉狩をしてしまった。これらの地区で共通して感じたのは、自立した京都プライドである。フィルター(誰が案内するか)で得るものは大きく違うが、京北はIdeas for Good / COS Kyoto の企画 ・ROOTSさんのナビゲート(Ideas for Good(2021))、美山はあいだの探索・実践ラボの企画・京都大学明石先生のナビゲート(あいだの探索・実践ラボ(2021))双方共、視点が異なるが面白かった。 1、京都市右京区

          プー太郎日記:森の京都(京北・美山)

          プー太郎日記:「ムツゴロウの海」の光と影

          2021年10月、あいだの探索・実践ラボ(小林 泰紘代表)のフィールドワークとして、「森里海連環学」の権威の田中 克先生の素晴らしいナビゲートで有明海周辺を巡った。ここで、日本の環境問題のシンボル的存在である諫早湾干拓事業について、小生にとっては初めて直面することになった。 有明海の干潟は日本一大きく、日本一干満差が大きい(6m)こともあり、多様な生態系を産んでおり、日本で有明海だけでしかない生物体はムツゴロウなど23種類、世界でも有明海しかいない生物体は6種類ある。(佐藤

          プー太郎日記:「ムツゴロウの海」の光と影

          ブー太郎週報(6月1日-8日)

          35年間のサラリーマン生活に5月26日にお別れして、プー太郎宣言をして、Small Impact 合同会社を設立しました。ちゃんとしたビジネスモデルもない(ビジネスプランは一応ある)のに6月初に会社を設立したのは、企業をコンサルティングするのに会社設立・運営を自分一人で経験しておきたかったこと、就活しない自分へのケジメでもあります。この会社は、スタートアップではなく、あくまでコンサルティングと資産運用・管理のスモールビジネスです。良いビジネスモデルを作れれば、その時は別途スタ

          ブー太郎週報(6月1日-8日)

          マサドンの銘柄研究 (その1)

          インフォグラフィックも活用して、旬の銘柄をわかり易く、コンパクトに解説します!! 銘柄研究は、まずその企業が公開している情報を整理(「事実の巻」)し、そのあと独断と偏見で銘柄診断(「私見の巻」)を致します。「事実の巻」は投資初心者にもわかる内容、「私見の巻」は専門用語も多少使って投資中級者向けの内容になります。 第一回は、シンバイオ製薬株式会社(4582) です。 1、「事実の巻」 シンバイオ製薬さんが公開している企業情報を整理します。      (会社のホームページは

          マサドンの銘柄研究 (その1)