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1月読了本まとめ

2021年は年間100冊の読書を目標にしています。
本を読むこと、なんとなく大事なんだろうなとはわかっていても読めなかったのがこれまで。優先順位が後回しになっていたからこそ、読む機会が少なかったんだろうなと思っています。

時間があればどんどん読書をすること、そして本との出会いを通して自分を見つめ直す。そんなことを目指してまずは定量的な目標、年間100冊読破を掲げてみました。

今回は、読了後に行ったまとめを見返しながら、もう一度その本から得たことなどをまとめていけたらと思います。ちなみに、まとめの時に20字でまとめているのでそれはそのまま書きつつ、プラスアルファ書きたいことを書いてみました。

では早速。今月読んだのは以下の11冊。


#1 医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?

20字まとめ
「サウナは脳の疲れを取り、心身の状態を高める。」

2021年最初に読んだ本。去年の夏頃から週1〜2ペースでサウナには行っていたのですが、よりその効果や入り方を勉強するために読みました。お風呂で温まることとの最大の違いは、サウナは自律神経にまでアプローチして、脳の疲労をとってくれることことらしく、いわゆる「ととのう」というのは「副交感神経とアドレナリンなどのホルモンが共存している状態」なのだそう。理論+実践法が書いてあってわかりやすく、サウナ初心者にはおすすめです。

#2 授業づくりネットワークNo.37―多様性を受けとめる教室

要点
多様性を受け止める教室においては、全員が特別な「個」であり、集団や社会と関わってこその「個」である。

本、というよりも雑誌の書籍。4月からの教員生活を考えた時に、「誰ひとり見捨てない教室」を実現したいと考えていて、その参考にと読んでみました。さまざまな方の理論や実践が掲載されていて、個人的に関心のある『学び合い』にも触れられていたのが勉強になりました。

#3 後世への最大遺物・デンマルク国の話

20字まとめ
「勇ましい高尚なる人生が、最大遺物となる。」

友人おすすめの本。我々はなぜ生きるか、後世へ何を遺していけるのかがわかる本。お金や事業や思想などももちろんあるけど、勇ましい高尚なる人生は自分以外誰にも遺せないという点で最大遺物だ、と読み取りました。確かに、自分の人生は自分以外に歩めないなと。勇ましい高尚なる人生とは何かも考えていきたいですね。

#4 「差別はいけない」とみんないうけれど。

友人おすすめの本。差別を受けた人だけが声をあげていた時代から、誰でも差別者を糾弾できる時代へと移り変わった現代を、ポリコレをキーワードに考える1冊。残念ながら今の僕には難しすぎて、まえがきを読んで断念しました。

#5 総合教育技術 2021年 01 月号

要点
インクルーシブ教育=徹底的な個への関心

毎月読んで勉強していこうかなと考えている雑誌。今回はインクルーシブ教育や特別支援教育がメインのトピックで、ちょうど考えを深めたいと思っていたのでぴったりな時期に読めました。「心理的安全性とは、何でも言い合える関係・何を言っても信頼が揺るがない関係があること」というのは新しい視点でした。

#6 マンガでわかる『学び合い』 子どもに読ませたい教育書

20字まとめ
「『学び合い』は一生涯幸せになるためにある」

「誰ひとり見捨てない教室」の実現につながるであろう『学び合い』の授業実践。その方法を勉強していくために、まずは子ども用の教育書で理解してみました。『学び合い』は生き方そのもの。勉強を通じて、幸せになるために必要なことを学ぶのだという考え方、とても共感しましたね。

#7 クラスが元気になる! 『学び合い』スタートブック

20字まとめ
「学校観・子ども観・授業観の語りは超重要」

本格的に『学び合い』を勉強していこうと思い、入門書5冊の中の1冊目。『学び合い』とは、「授業中に子どもたちが互いに教え合い、教師の設定した課題を達成していく方法」であることを再認識しつつ、どう始めるかを学校観・子ども観・授業観から学びました。いやー、自分の言葉で語れないと『学び合い』は始まらないなと思いましたね。

#8 クラスがうまくいく! 『学び合い』ステップアップ

20字まとめ
「『』は3つのステップで、まずやってみること」

『学び合い』入門書5冊の中の2冊目。『』というのは、『学び合い』の省略形です。イベント的にやってみる→週1回やってみる→もっと多くの時間でやってみるという段階を経て、『』を実践していこうと書かれていました。大切となる「語り」によって、学習の動機付けをすることが教師の役目なのかなー。

#9  学びのきほん はみだしの人類学: ともに生きる方法

20字まとめ
「自己は他者とのつながりにおいて存在している」

友人おすすめの本。『学び合い』で「個」と「集団」の関係性を考えていく中で、「個」についてより考えるために読みました。文化人類学の観点からキーワード「つながり」と「はみだし」をもとに、「わたし(自己)」と「あなた(他者)」の関係性について書いてありました。めっちゃわかりやすく、腑に落ちることが何度もあったので今月1のオススメ本!

#10 「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考

20字まとめ
「アート思考でアーティストのように生きよう」

友人おすすめの本。有名なのでいつかは読もう…と思ってたところ、やっと図書館の予約が回ってきたので読みました。美術わからん大嫌い!な僕ですが、「自分だけのものの見方」で「自分なりの答え」を生み出し、それによって「新たな問い」を生み出す。そんなアート思考を日常でも活かしたいなと思いつつ、一度誰かと美術館にいきたいなと。どなたか、お誘いお待ちしておりまする。

#11 他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論

20字まとめ
「対話のプロセスを通じて組織の未来は作れる」

友人おすすめの本。こう振り返ると、おすすめの本が半数近いですね。本書における「対話」とは、「新しい関係性を構築すること」。人の物事の解釈の枠組みであるナラティヴをお互いに受け入れていくことで、人間関係の中で生じる適応課題を解消していこうという内容。組織で働いてより適応課題にぶつかった時にこの内容が沁みるんだろうな…と思いました。


11冊読んだのはなかなかよかったし、自分なりの要点もわりと頭に入っているいい読書ができたなと。皆さんのおすすめの本も読んでみたいのでぜひ教えていただければと思っています。2月も8冊は読みたい!

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