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吃音というなの恐怖

僕はきっと吃音症だと思う。
でも、それを周りに言うことが堪らなく怖い。
自分が「吃音」であると認め、それを教えれば皆んなの僕に対する見方が変わってしまうのではないかという恐怖

仕事の電話対応の時、自分の名前が言えない・社名が言えない・報告したいのに言葉が出てこない

コレはとっても怖い事。

「吃音」という言葉を知らない人もいる。 
目に見えない症状は本当に厄介
僕の場合は普段の会話も普通にできる、でもふと頭の中で「この言葉言えなかったらどうしよう」となるともうダメだ。
その不安が頭にこびりついて吃ってしまう。
そんな自分が不甲斐なく、尾を引いてしまい、また吃ってしまう。
声を自由に発せれたらどれだけ、楽しいか僕には分からない。
吃音を持つ人は、多分周りに対してすごい敏感なんだと思う。
これは僕自身にも当てはまるが、相手の事を常に考えて行動してしまう。
いや、きっと相手の事を考えるってよりも相手が望む以上の事を「してあげたい・出来ればいいなぁ」と思ってる人が多いその中で「吃って」しまうともうダメだ。
なぜ、こんな簡単な言葉が出ないのか
なぜ、伝えたいのに伝えられないのか
相手に申し訳という気持ちが、余計に「吃り」を意識させていく。

世界にはきっと、僕も私と貴方みたいに自由に話したいという人は沢山いる。
だから、もし「吃音」を持つ人に出会ったら
どうか急かさないであげて欲しい
本人達の心の中は周りが思っている以上に「急いでいるから」
そして、「ゆっくりでいいよ」「メモでもいいよ」って言葉をかけてあげて欲しい。
でも一番いいのは「吃音」という言葉だけでも知って欲しい事。
どんな症状か?
なんて事を細かく知らなくてもいいから、そういう人は世の中に多くいるという事だけでも知ってくれると僕は安心できる。

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