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27 目に映るものは、ぜーんぶメッセージ 後編

色んなことがありながらも退院の日を迎え、自宅のベッドで眠りに就いた。

久しぶりの我が家♥久しぶりのお布団♥

今日は、前回26からの続き✨
【前回のお話↓】

【注意⚠️】
この先、超ミラクルスーパー痛い話になっちゃった😢想像力豊かな人はごちゅーいあれ。。


*


夜中、ふと目が覚めた。イヤな予感がして急いでカラダを起こした。その直後、ふわぁっと血の匂いがした瞬間、鼻から(患部:鼻の奥、脳の中心辺り)
大出血した。とっさにゴミ箱を抱え、そばにあったティッシュで押さえたけど蛇口をひねったように鼻血が止まらないからティッシュは2秒で真っ赤、間に合わないからタオルに変更。それでもタオルが血で染まる😵

“女性は血に強い”と言われているらしいけど、さすがに心臓がバクバク言っている。
ほんの数分だったかな…血が止まった。夜中だったし、眠すぎて頭がふらふら。出血のせいかもしれない。眠りたかったこともあって救急車は呼ばず朝まで待つことにした。

朝から、病院に行く準備。自宅にタクシーを呼び、乗り込んだ。タクシー内で大出血して真っ白なシートが血で染まる動画が脳内で流れたが、私はすぐにその動画を消去して気持ちを落ち着けた。
病院に着くと緊急で診てくれることになった。先生を前にすると安心したのか血圧が上がったのか、また出血し始めた。止血が開始される。
鼻の奥までガーゼが届くように、ガーゼに針金みたいなものが通っている。

アユミ:(心の声)
   「なにあれ😵 怖・・・😱」

先生🧑‍⚕️「痛かったら麻酔を足すから言ってね」

先生は止血用ガーゼを鼻から入れる。鼻の中に針金が通ったガーゼが送られてゆく。
一度チクッとして眉間にシワが寄る。(←どう考えても私は痛みに強すぎる😓)
するとその直後、もう一度、脳の真ん中辺りを刺された。なんとも説明しがたい衝撃が走り、意識が一瞬落ちそうになるほどの痛みを覚えた。おそらく8割くらいの人間は発狂すると思うけど私は声が出なかった。

ちょうど、『名探偵コナン』でコナンが新一に戻る時に脳がグランと揺らされるよーな、、あんな強い衝撃💥 (←コナンをご存知ない方ゴメンナサイ)

大きな血溜まりが喉に落ちた。その直後、初めて耳にする高周波の耳鳴りで私には先生が口パクで話しかけているように見え、画面が暗くなってゆく。
さすがの私もゲームオーバー😱

😃「せんせぇ…なんか……耳が…聴こえな…」

意識を失った。
目が覚めたら診察台の背もたれが倒されベッドみたいになって、そこに横たわっていた。顔の前にはビニール袋があった。
奥から先生の上司が駆けつけ、先生に「てんかんか?」と尋ねているのが耳に届いた。
てんかんの持病は無いけどどーやら私は過呼吸か何らか発作を起こしたらしい。先生に聞かなくても、その言葉と目の前のビニール袋がそれを物語っている。カラダが脱力して動けない。

そうしていると、診察室の扉の向こうで待合の患者さんであろうおじさんの「おい、全然呼ばれへんやないか!なにしてんねん!」と怒号が飛んでいる。
それもそのはず、私は緊急だったから予約の患者さんの前にスライドさせてもらってこの診察室にいるのだ。
看護師さんが「急患が出たので対応しています、お待ち下さい」と答えている。

その急患とは紛れもなくワタシ。。。

おじさん、ごめんよ~。堪忍な〜😃
でも、私はもう他人に気を遣っている余裕はない。
…とゆーか、だんだんとこの辺りから「私は何でこんなに我慢をしているんだろう」と思い始めた。(←遅い。笑) 
痛いと言えば良かった。。泣き叫べば良かった。。先生も「痛かったら言ってね」と声をかけてくれてた。何度も何度も。

もう自分に無理をさせるのはやめよう。

やっと気づいた。
そしてさっきの、高周波の耳鳴りとともに現実世界から遠のいていく自分の映像を思い出していた。
その時なんとなく思ったことがある。
私たち人間は、あまりにも痛みが強いと自動的に映像が消える(意識を失う)っていう仕組みなんだろうなー、と。
診察台に寝転がってそんな暢気なことを考えて壁を眺めていた。

さて、私はそのまま緊急で再入院になった。
別室に連れて行かれ、血圧を測ったら上が160もあった。看護師さんには「そんなに高くないわね」と言われたけど私はビックリして、

「いつもは90と60なんですケド😳!!!」

気づいたらぐいぐい主張してた。
またまた言えた😳✌️
「あら!それはしんどいわね」と看護師さん。
頭は朦朧としているのに心臓も血管も大興奮。
ベッドに転がされてフロアを移動し、こないだの個室に出戻った。

「担当のうさ山デス。何でも我慢せず言ってね」

「もう我慢はしないぞ✊😳
 いざとなれば、“痛い痛い”とゴネてやる✊😳」
と、心に誓った。
最初の入院の時は、茶髪カワユイ若手看護師さんだったけど、今回登場したのは50代くらいのベテラン風な看護師さんだ。急患だからかな…😅

早速、母に連絡。
入院セットを届けてもらった。
そして会社の上司にも連絡。明らかに困っている様子だったけど、もう知らない😳 
私はそれどころでは無い😳
そちらで何とかしてくれたまえ😳 
少しずつ自分を第一に考えることができ始めた。
その後は、病院スタッフの方の手厚い看護のお陰で、カラダは良くなった。
結局、当初2週間の入院が1ヶ月ちょっと休み、完全にとまではいかないけど回復し✨、仕事にも復帰した。

長いこと不在にしたことのお詫びとその間のお礼を言いに、劇場の職員の方たちへのご挨拶に周った。皆、優しい言葉をかけてくれた。
なかでも、あまり普段お話しできないある課の課長に言われた言葉が今も心に残っている。

「貴方が謝ることじゃないですよ。いつもきちんと  
 仕事をしてくれているし、貴方が居なくなった大
 きな穴を埋めるのは貴方の会社の上司の責任です
 から。元気になって良かったです。」

私の上司への皮肉も混ざっていたけど😅、、この課長の性格を加味すると私を労ってくれていることが伝わってきた。


このとき受け取った言葉がひとつの区切りとなった。人生におけるこの試練を通して

「我慢しない」
「自分のココロとカラダを大切にする」
「病気の根源を絶つ」


それらを実践し学び切れたからこそ貰えた、
合格のサインと確信したのだ。

*

入院や大病や事故、身近な人の死やそれに相当する大きめの試練は、誰の身にも訪れるかもしれない。
そこから何を学ぶのか、その後どのように改心し生きてゆくのかが大切になる。
些末な出来事から改心できれば良いけど、「眠り」の中にいると、なかなか目覚めることができない。だからこそ、人生において大きな試練が用意される。

「なぜ自分だけこんな目に遭うのか」
「なぜ自分だけこんなに不幸なのか」
「こんなに運が悪いのは〇〇のせいだ」

このように嘆いているだけでは何も変わらない。
今、遭遇した出来事はすべてが必然でベストなタイミングで起こっている。そう受け止めると、次はどんな学びを得られるのだろう。どんな気づきが、どんな経験が得られるのだろう、と思えるはず。
そして私の経験のように、学び切り、晴れて試練をクリアすると分かりやすくメッセージやサイン(言葉や合図、現象など)がもらえる。そーやってステージは進む。どーやらこれが地球のルールらしい😃✨

パンパカパーーーン🎊
次のステージへようこそ✨🎉

目に映るものはぜんぶメッセージや導きだ。
宝物が随所に転がっている。どれが宝物なのかは自分の直感が頼り。とにかくピンと来たものを拾ってみる。そしたら新たな導きがあったり、アドバイスが貰えたり、仲間と出逢えたり、近道が出現したり😲 たまーに「宝の地図」をくれる人物がいたり✨
いずれにしても果敢に行動することで景色が変わってゆく🌼こんなゲームを一生かけて楽しむ🐢✨

Ayumi☽

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