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ムービー派、テキスト派

みなさんは何かを新しく勉強したい時、映像を見て学びたい派ですか?
それとも文章を読んで学びたい派ですか?


私は特殊な例を除いたら断然テキスト派だ。
自分で文章を読んで自分の頭の中に入れて自分で噛み砕いていきたいタイプ。

文章を目で追う時は、自分のペースで文字を読んで頭の中に入れていくことができる。
ゆっくり読みたい時は思う存分ゆっくり読めるし、ここはわかってるからいいかな、というときは視線をずらしたりページをめくったりするだけで読み飛ばすことができる。
わからなかったら同じようにして前に戻ってやり直す。

個人的に動画は「動画を作った人のペース」にこちらが合わせなくてはいけないので私には合わない。
私はマイペースな人間なので常に自分の歩幅で物事を進めたいタイプ。
同じところを何回も見たり、見なくていいところを飛ばすためにシークバーを操作するのもちょっと面倒だし、倍速再生もあんまり性に合わない。

ただ、そんな私でも「これは動画の方がいいなあ」と思って覚え方を切り替える時がある。

学童保育で働いていた頃、子どもたちと折り紙で遊ぶことがしばしばあった。
といっても私は子どもに懐かれる方だったのに保育への造詣が深かったわけではなかったので、おりがみなどのわらべ遊びのテクニックを持ち合わせていたわけではない。
実は今も手順書を読まないと折り鶴も折れない。

幸い私が配属されていたのは資料に富んだ施設で古い本はたくさんあった。
その中から何冊かおりがみの本を拝借していろんな折り紙の折り方を知ろうとしたら、おどろくほどわからない。

なに?三角におって?ふくらませて?折り返す?どこを?どうやって?
何この点線?この矢印はどこからどこに向いてるんだ!?

お金を出して買える本に書いてある文字を読んでもわからないことがあったのは大学生の時に専門書を読むのに追われていた時以来だったかもしれない。
優しい文章で書かれていて、丁寧な図解までついているのに、手元にできるのはなんかくしゃっとした色紙の塊だけであった。

これは動画しかない。
YouTubeには幸いいろんな折り紙の手順動画がたくさんアップロードされている。
実際に折っているところを見ながら真似できると言うのもいい。
さすがにまねっこをしながら折り紙を作ると、手本ほど綺麗にはできないけれどそれなりに形のある折り紙作品を作ることができた。
子どもたちにも無事に教えたり一緒に折り紙をして遊んだりできるようになり、動画さまさま状態である。
こういうところは動画の方に軍配が上がるな、ありがとう、ありがとうYouTube。

だが、逆に動画あんまり合わないな、と思ったこともある。
正確に言えばもともとあまりモチベーションが向かないことに対して「動画ならわかるかな」と思ってお勉強動画を見てみようと思ったらやっぱりモチベーションがあがらなかったという感じだ。

そう、簿記です。(過去記事『数字アレルギーだなんて言ってられないのに』参照)

ただ、この場合は別に複雑な手順を見たりするために動画を活用したわけではなかったと言うのもあるのかもしれない。
理屈や暗記を目的に何かを知ろうというとき、私の場合は講義形式の動画を見たりして必要な情報を耳から得るよりも静かな環境で図や文字を追った方がいいのかもしれない。
いや、向いていないものは向いていないから苦しいのかもしれない。(逃避)

けれど、簿記の場合は「かんたん!これで完璧にわかる簿記」みたいな本を読んでもやはり「なんか2つにわけることしかわからなかった」ということしかわからなかったのでもっと別のアプローチが必要な気がするけど動画、文章に続く何かを習得する方法って何があるだろうか。

誰かに何かを教えてもらう、といえば学校だけど大人が学校に行くにはなかなか大変な労力がかかる。
無職は時間があるがお金がないので働いている人とはまた違った意味で大変だし。
そもそも簿記の学校ってどこにあるんだ?
公務員専門学校みたいなところ?東京ア○デミー!?

何かいい勉強方法がわかる方、いらっしゃったらぜひご連絡ください。
よろしく待ってるぜ!


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