いくら好きでも、疲れないわけじゃない
本当に好きだったら、いくらでも頑張れる。ずっと全力疾走できる。
そんな幻想を抱いていた。
確かに、無我夢中になって何かに熱中していれば、目の前のこと以外のことなんて、忘れられるかもしれない。
もっと上手くなりたい、もっとやりたい、だけに集中しているかもしれない。
でも、無我夢中になっているときは気付かないだけで、体はきちんと疲れている。たぶん心も。
そして、その熱中の魔法は、いつか解ける。
どんなに好きでも、どんなに熱意があっても、疲れるものは疲れる。だって、生き