2020年6月に開業届を提出し、
女性をケアする栄養療法のセラピストとしての
明るいビジョンを描いていた私。
そんな私の目下の課題は、
簡単かつ安全に、家庭に栄養療法を取り入れること。
そのために大事なことは、まずたんぱく質が体に足りていること。
この土台が不十分だと、鉄をはじめ、
せっかくのビタミンやミネラルの栄養補給は機能しにくいし、
条件が悪ければ不調をも起こしかねない。

何か良い方法はないかと考えた私は
2021年4月から、
３回連続の実践型の栄養療法の講座を開催しました。
１回目にたんぱく質、
２回目に鉄ミネラル、
３回目にその他様々な栄養素または健康関係の要因
というカリキュラムにし、
「たんぱく質は確実に摂る」という仕組みを作りました。

Facebookやインスタグラムで参加者を募り、
管理栄養士さん、鍼灸師さん、整体師さん、
看護師さん、普通のママさん、などなど、
参加者は総勢66名。たくさんの方にご参加いただきました。

66名のうち、初対面の方がほとんどだったので、
お名前を覚えるためにも、
１テーマにつき、複数回開講し、
１回のセミナーでの少人数で開催することにしました。
こうしてお一人お一人のお身体の変化に
しっかり寄り添わせていただきました。

今回のセミナーの一押しは、
初回のセミナーにてたんぱく質のスープについて、
説明し、実践の時間を丁寧に取ることでした。
初回セミナーでは、
たんぱく質の重要性、
摂り方、
起こり得る体の変化をお話しさせていただき、
それぞれを実践する１週間〜３週間を設けました。
その方法はうまくいき、
初回セミナーから２週間後には、
たくさんの方から、嬉しい変化をたくさんお聞きしました。

そして連続講座の２日目は鉄ミネラルについて。
課題だった、鉄を摂ることで違和感を持つ人は一人も出ず、
安全に栄養療法を提供できたことに、大きな達成感を得ました。

とともに、「鉄ミネラルのお話し会」の土台として
「たんぱく質スープのお話し会」をする必要性を確信し、
テキストや養成講座を作る構想をスタートしました。

けれども一人で構想をしていても、形にするのは難しいものでした。

その後、お母さんを対象とする、栄養療法や整体のホームケアのオンランサロンをしたり、
栄養療法や整体手技のセラピスト養成講座を実施したりしながら、
構想を練り続けました。