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アイデアが生まれやすい環境とは

偉人伝を書くときに、ブレイクスルーの瞬間を書くことが多い。夢があり、目標がある偉人たちは、必ずと言っていいほど、壁にぶつかる。やろうとしてもうまくいかないのだ。

よいアイデアだと思ったのに、ダメだったときの失意は大きい。そんなとき、エジソンは「バカ、それは失敗じゃない。うまくいかない方法を新しく見つけたんだ」と言ったという。

止めてしまうから、失敗なのであって続けている限りは、すべては、成功への過程に過ぎない――。それは、飛躍した考え方かもしれない。でも、続けることの大切さをエジソンはいいたかったのだろう。アイデアを出し続けることだ。無駄になることをおそれずに。

週刊メルマガ『それでも笑って生きるための偉人マガジン』では、モーツアルトの苦悩を書いた。天才と言われた作曲家にも、むろん悩みはあった。いや、悩みだらけと言ってもいい。『ざんねんな偉人伝』でも書いたが、モーツアルトはギャンブル好きで、見境がなくなるほどだった。決して、完璧な人間ではない。だから、面白いのだ。

メルマガに記したとおり、モーツアルトは、アイデアを生み出しやすい環境を3つ挙げている。

https://www.mag2.com/m/0001688123.html

いかにリラックスできるか、ということだ。その時間を味わっているうちに、熟成されたアイデアがコロリと頭の中に落ちて来る。

(了)


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