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全ての感情を感じ尽くす

私たちは色々な経験をし、そこから様々な感情を持ちます。

ダメな感情なんてひとつもないです。
ポジティブな感情もネガティブな感情も全部感じて良いんです。

私もそれが出来ていなかったひとり。

そんな時、天界からオススメされたのが、ディズニー映画の「インサイドヘッド」

11歳の女の子、ライリーが主人公。
喜び、ムカムカ、怒り、ビビリ、悲しみの五つの感情がキャラクターとなって、ライリーの頭の中で物語が繰り広げられます。

喜びばかりが前に出て仕切り、悲しみが隅に追いやられている様子が可哀想で見ていられない...


全ての感情を感じ尽くす大切さが凄くわかりやすく、お子さんでも理解できると思います。

何年か前に見た事があって、たまたま子供が買った本も家にありました。

少し前に子供達ともう一度見てみました。
当時の私と今の私は180°違います。
違った視点から見られるようになり、その時には気付けなかった新たな発見がたくさんありました。




人間ってネガティブな感情に蓋をしてしまう。
私もそうやって数十年生きてきました。

嫌な気持ちなんて思い出さなくて良いと思うかもしれませんが、ポジティブな気持ちばかりを感じすぎて、ネガティブな気持ちが置き去りになっていては、前に進めません。

そういった感情が心のブロックとなり、失敗を恐れて挑戦出来なくなったり。
自分に自信が持てなかったり。
無難なルートを歩んでしまう。
行動範囲や視野が狭くなってしまう。

その結果、本来持っている能力が発揮できず、本来の自分を生きられなくなってしまう。






ネガティブな感情に完全に蓋をしてしまうと、嫌な出来事を記憶から完全に消す事ができます。

私も父親との関係で、完全に記憶から消していたことがありました。

インナーチャイルドを癒したり、内観をし続ける中で、ある時、記憶が蘇った経験があります。

本当に嫌な事って記憶から消せるんだ!
自分でも驚きました。
なかった事にしていたんです。
頭では何とも思っていないつもりでいたけど、心はしっかり覚えています。
潜在意識にしっかりと刻み込まれています。

嫌な記憶を思い出すのは凄く辛く、悲しいです。
自分の心の傷を掘り返して向き合うのは、凄く時間が掛かるし、エネルギーが要ります。
長年持っていたものなら尚更。
怒りが伴う場合もあります。

ネガティブな感情を見つけたら、まずはその時の感情を吐き出して、消化させる。

そして自分で自分を癒してあげる。
どんな感情も持って良いんだよ。
なかった事にしなくて良いんだよ。

できるだけ早めに手放しました。

涙を流して、悲しみや怒りの感情を吐き出したことで、やっと前に進むことができたような気がします。

私の人生がずっと止まっていたのはこのせいだったんだ。
自分で止めていたんだ。

もちろん、人によっては幾つもあったり、少ししかなかったり。
私も今までたくさんの手放しをしてきましたが、まだあると思います。

父を憎む気持ちも出てきましたが、父に今更どうにかしてもらおうと思わない。
自分は自分でしか癒せない。

まさに、藤井風さんの「帰ろう」の 

「憎みあいの果てに何が生まれるの
 わたし、わたしが先に忘れよう」

このフレーズがピッタリ。

ずっと他人のせいにはしてはいられない。
いつまでも誰かのせいにしているうちは、前には進めません。

ちなみに、前回の記事に書いた断捨離は父の事ではありません。
断捨離したいくらいですが...笑


遠回りだったかもしれないけど、私の魂を成長させるためには必要な経験。
自分が選んで通ってきた道なんだ。

今の私があるのは、これまでの経験のおかげ。それに気付けると、辛かった経験にでさえ感謝の気持ちが持てます。


最近は、自分の感情はその都度吐き出せるようになりました。

吐き出してしまえばその場で終わるけど、持ち続けていたら何かの拍子に思い出し、何度も嫌な気持ちになったり、その都度自分に制限を掛けてしまいます。

誰かに言われたことで悩んだり、モヤモヤすることもなくなり、自分に集中できます。
常に自分に矢印を向けて、ニュートラルな状態を保つことができます。

物や人間関係の手放しも必要ですが、感情の手放しも必要です。

不要なものを全て手放す事で、ライトボディになり、本来の自分に戻っていけるのだと思います。



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