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妊娠線クリーム多すぎ問題

こんにちは、まゆら先輩(妊娠6ヶ月)です。

みなさんは「妊娠線」をご存知でしょうか。
妊娠のほか、肥満や筋トレ、思春期などの急激な成長の際に、皮膚の組織の一部が急な引き伸ばしに耐えられずに裂け、その痕跡が線のように現れるという現象があるそうで、
そのうち特に妊娠で大きくなったお腹に現れるものが一般に妊娠線と呼ばれています。

この妊娠線を予防すると謳った広告がやたらと多い。

役所や産院でもらえる「お祝い袋」(試供品とパンフレットの束)にも2,3枚ずつチラシが入っていたし、
妊娠関連のweb記事や、妊婦向け体調管理アプリにもたいてい広告が登場します。
美人の友達も妊娠線クリーム塗りまくったらしい。
とにかく、妊娠生活が始まって「妊娠線クリーム」という単語に触れない日はないといっても過言ではありません。(同様のものとして「葉酸サプリ」もありますが、これはまた別途)

結論から言うと、私は現時点で特別に妊娠線用の保湿用品は購入していません。

普段から風呂上がりに手足に塗っていた市販の保湿ローション(○ンソンエンド○ンソンとか)を、範囲を広げて乳と腹部にも塗るようになったくらいです。

少なくとも専門的な情報を金目なしに提供していると考えられる情報を参考にし(当時参照したものまでは探し出せないのですがスミマセン)、

・現象としてはただの皮膚の変色、見た目の問題。誰も死なない
・自然に完治はしないものの薄くはなる。治療する方法もある。
・予防に保湿は有効とされるが、2019年時点で確たるエビデンスのある成分はない。

ということがわかったので、

・今後へそを出す予定はない(水着もお腹隠れるかわいいやつ持ってるし、Y2Kファッション着たくてもみぞおちが出せればいいや)。
・よくわからないものに金を出したくない。不安付け込み商法には乗っかりたくない。(逆張り)

という個人的心情・信条にもかんがみ、後悔しない程度にできる範囲で保湿すればいいや…と結論付けました。

まあ化粧品のようなものだと思えば、

美容意識の高い人や、課金することで気分が明るくなる、前向きになれるという人が自分で良いと思うものを選ぶ分には、全く問題はないと思います
妊娠期間中あれこれ気を揉むことが多い中で、ゆっくり自分をケアする時間って大事ですから…
薬事法やらには詳しくないので各商品の信憑性まではいちいち確かめていませんが、少なくともよほどでない限り健康被害が出るようなものは売られていなさそうですし。

しかし、あれだけの広告に晒されていればどんな妊婦も「クリーム塗らなきゃヤバいのか?」と一度は不安に思うことでしょう。
母子の健康に影響のないトピックだからか医療からも積極的な指導はない、というのが不安の芽を育ててしまう原因かとも思います。
よく言えば「そこに商機がある」のでしょうが、初めてのことで知識もなくいつも不安な妊婦の心理をとらえて買わせよう…という思惑が透けている気がしてならず、私は好きになれません。
(もちろん真剣に妊産婦のことを考えて事業をやっている方もいるとは思いますが…)

マタニティ商材、こういう畳みかけ商法多すぎ問題。

他にも違和感を覚えたものは少しずつ取り上げていこうかなと思っています。


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