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【旅レポ】和歌山県・白浜

11月3日(木)~4日(金)に、母と和歌山県 白浜へ行ってきました。
白浜へは子供の頃、夏休みによく遊びに行った思い出の地です。

10年~15年ほど前に夫と遊びに来たときはすごく寂れた感じがしていて、悲しい気分になったのですが、久しぶりに訪れた白浜はパンダブームのおかげかすごい賑わいでした。

とはいいつつも、たくさんあるホテルの中にはすでに廃業しているようなところもチラホラ。
湯快リゾートなどに買収?されて再建したところや、若い人をターゲットにリフォーム(リメイク)されたホテル、昔ながらのリゾートホテル、新しくできた人気のホテルなど色んなホテルが並んでいました。

* * *
今回わたしたちは、すこしゆっくり家を出て、白浜へ向かいました。
たまたまやってきた電車がパンダ仕様の電車でした!

シートのカバーが全てパンダ
みかん畑を眺めながら
途中、海が見えてきます。
白浜駅

 11:12 京橋 発→11:26 天王寺着
 11:32 天王寺発→(特急くろしお9号)→13:47 白浜着

白浜駅前で各ホテルをめぐるシャトルバスに乗ろうと思いましたが、バス自体が小さく、また多くの乗車希望者がいて乗れそうになく、公共交通機関のバスに乗車しました。
途中、あちらこちらの停留所から次々と人が乗ってきて、また大きなスーツケースやベビーカーなどを持った方もいて、バスの中は大混雑でした。

バスは乗り慣れていない人は要領が分からず、降りたい停留所で降り損ねそうになっていました。混雑しているバスの場合、「すみません!降ります!」と意思表示をしないとなかなか出口まで通してもらえませんし、運転手さんも何人か降りたら「よし、降りたな。」って出発してしまいます。
「すみません!」だけではなく「降ります!」と大きな声で意思表示をすることをお勧めいたします。

バスの乗り降りに時間がかかり、ホテルに到着したのはおよそ30分後の14:30頃。チェックインが15:00となっていたのでどうしようかなと悩んだんですが、すでにチェックインが始まっているようだったのでホテルのフロントへ向かいました。

今回宿泊したのは、「白良荘グランドホテル」です。


3階の部屋からの景色
和室
縁側



現在、ワクチン3回以上接種した人は、専用のサイトで登録して、証明書を見せれば地域クーポン券がもらえます。

母はワクチンを3回接種していますが、わたしはまだ2回しか打っていないし、このクーポン券の為にワクチン(もしくはPCR検査)をするのは違和感があって、今回は地域クーポン券をもらわないことにしました。

チェックイン後、少し休憩をしてからホテル裏にある「熊野三所神社」へお散歩に行きました。

こちらは熊野の三所(本宮・速玉・那智)を奉斎した古い歴史をもつ社であり、主祭神の伊弉冊尊・速玉男命・事解男命に加え、配祀神には、猿田彦命・天宇豆売命・須佐之男命・稲田姫命・事代主命と錚々たるメンバーに会うことができるなかなかの萌えスポットです。

★神さまMemo★
伊弉冊尊(いざなみのみこと)生命の祖神、五穀豊穣、家内安全、工事安全
日本国土をお造りになられた事にあやかり伊弉冉命は、五穀豊穣・家内安全など、また建築関係者に広く信仰されています。また伊弉冉命は、自然現象を象徴する神々(火の神・土の神・水の神・製鉄の神など)をお生みになられたことから、生命の祖神とされています。
これら自然現象に保有される固有のご神徳は、すべて母なる大地の神としての伊弉冉命の神徳とも言われております。

速玉男命(はやたまのおのかみ)厄除けの神
伊弉諾命が、黄泉から帰る際に誓いをたて唾を吐いた時に生まれました。
唾に潜んでいる霊魂が化生した神様で、穢れを祓う神様なので厄祓いの神様として知られています。「ハヤ」は美称の「速」、「タマ」は魂・玉とされ、みなぎる生命力を表します。

事解男命(ことさかのおのみこと)悪縁切り、学問の神
「解(サカ)」は「離(サカ)」とされ、様々な物事から離れる(離縁)ということから悪縁切りの神様として知られます。
また、「解」は、解する(判断する・理解する)の意とされ様々な物事を理解する学問の神様としても知られます。

猿田彦命(さるたひこのみこと)
ものごとの最初に御出現になり万事最も良い方へ“おみちびき”になる大神

天宇豆売命(あめのうずめのみこと)
明るく天真爛漫で、その場で思いついたことを実行できる神様であることから、芸能・芸術、福徳円満のご利益がある。猿田彦命の妻。

須佐之男命(すさのおのみこと)厄除け
ヤマタノオロチ(八岐大蛇)を退治したヒーローだが、わがままでマザコン。母は伊弉冊尊、姉は天照大御神

稲田姫命(いなだひめ・くしなだひめ)縁結びや夫婦和合、金運招福
ヤマタノオロチの生贄にされそうになっていたところ、須佐之男命に助けてもらい結婚。

事代主命(ことしろぬし)商売繁盛、開運・厄除け、病気平癒
「事を知る」神とされることから、託宣(お告げ)の神とされている。
出雲の国譲りの際に釣りをしていた、「釣りの神」が転じて、豊漁の神として崇められたり、七福神のえびす様として、商売繁盛の神さまとして崇められることが一般的。

熊野神社ホームページ他

お参りを済ませた後は、白良浜(しららはま)の白い砂浜と海を眺めながら海岸沿いを散歩し、幸梅漬本舗という梅干し屋さんで梅のソフトクリームを食べました。(母は普通のバニラ味)

梅とバニラのミックス
この日はいい天気だから
泳いでいる外国人家族がいました。
海と太陽
白浜の白良浜(しららはま)

ホテルに戻り、お風呂へ。

白浜温泉は古来、有馬、道後と共に「日本三古湯」の一つとして万葉集や日本書紀に登場し、都からはるばる天皇が湯治に訪れた温泉地です。
ホテルの源泉、生絹湯(すずしゆ)は海水に近い塩分濃度で湯冷めしにくく、保湿効果があるといわれています。

白良壮グランドホテルHP

お湯は、やわらかいとろみのある化粧水のようなお湯。
お湯がちゃぽんと飛んでペロリとなめると、海の味がしました。

白良壮グランドホテルHP 磯辺の湯 松風
白良壮グランドホテルHP 眺望の湯 潮風

お風呂は、当日は1階の磯辺の湯 松風が女風呂で、翌日朝は入れ替えで2階の眺望の湯 潮風が女風呂になっていました。

お風呂から出て、少し休憩をしたところでお待ちかねの夕食。
2人ともお酒は飲まないので、温かいお茶を出していただき、地場の新鮮なお魚や食材を使用した美味しい料理を堪能いたしました。

写真は2枚しか撮らず。
撮影忘れて食べまくってました(笑)

前菜の盛合せ
クエ白良鍋

★彩会席★
食前酒 紀州梅酒
前 菜 旬菜盛り合わせ
台の物 クエ白良鍋
お造里 旬鮮魚介三種盛り(鮪、間八、紀州鯛)、湯浅醤油
強 肴 黒毛和牛鉄板焼き
蒸し物 紀の茶碗蒸し(みかん鶏、小梅 薄葛あんかけ)
口直し ホタテと太刀魚の昆布締め
食 事 季節の御飯(栗ご飯)
留 碗 清水汁仕立て
香の物 合盛り
水菓子 時季の物

2022年11月3日夕食

わたし、お魚が苦手でして、子どもの頃は商店街の魚屋さんの前を通れないほど魚嫌いだったんです。
でも、魚好きの夫と付き合うようになって、美味しいお魚を食べるようになってからは『美味しい!』と思うようになったんです。

だから、いつも夫に言うんですが『魚嫌いやから、魚が新鮮かどうかには敏感に反応する!』なんですね。
こちらの夕食でいただいたお魚はすべて新鮮で、とても美味しかったです。

唯一残したのが、前菜の盛り合わせにあった「さざえのつぼやき」だけです。お魚はだいぶ食べれる種類が増えたんですが、貝類だけはまだ苦手なものが多くて・・。サザエもその一つ。

量は、母もほとんど完食していたのでちょうどいい量(少し多いぐらい)だと思います。

お酒を飲まれる方なら地酒とかもありますし、アテもいっぱいあるのでお酒が進むと思います。

夕食後、すこしテレビを見ながらゆっくり過ごし、21時頃にもう一度温泉に浸かりに行って、ほかほか気分で22時に就寝しました。

続きはまた。



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