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人は思い込みによって自分を極限まで不幸にする

人それぞれ物の考え方や受け止め方は異なります

人によっては
「何故そんな風に考えるの?」と
思わずにはいられないくらい極端な場合があります

物事の考え方や捉え方を認知といい、
こうした極端なケースを認知の歪みと呼ぶそうです

これは決して他人事だと笑えないくらい
世界的に危機的な状況にあるそうです

その原因の一つとして、
スマホとスマホの関連サービスの拡大が
あげられるそうです


スマホの長時間利用が認知の歪みを生みだしているのかも

近年、スマホの一日の利用時間がTVの視聴時間を
大きく逆転しつつあるそうです

電車やバスの中ではほとんどの人が
スマホと睨めっこしていて、
街中ではスマホを見ながら歩いている人を
たくさん見かけます

スマホと向き合うということは、
完全に一人の世界に浸りきるということです

一人の世界に浸りきると、
認知の歪みが生じやすくなっているのだそうです

しかもスマホに特化したサービスが急激に増えたり
外出する機会が減ってしまったりと
さまざまな要因も関連づけることができるでしょう
 
今後、認知の歪みによる誇大妄想で
苦しめられる方がさらに急増するかもしれません

認知行動療法の権威、
精神科医のアーロン・ベックによると

人間誰もが、認知の歪みにはまり込むことが
できるそうです

とても恐ろしいことですよね…


歪んだ思い込みが自分を不幸に陥れる危険な12の思い込みから身を守る方法


偏った考え方は
自らを罠に陥れているようなものです

認知療法・認知行動療法と言う認知に働きかけ、
こころのストレスを軽くしていく治療法があるそうです

認知の歪みは、
うつや孤独、不安などの問題が出て
日常生活に支障をきたしてしまうそうです
 
 
以下の12項目は、
人が陥りやすい12の思い込みや認知の歪みです

1日、あるいは1週間、
自分が何度こうした歪みに陥るのかを観察してみて、
気づくだけでも
意識的にその頻度を減らす努力ができるでしょう

1. 『どうせまた同じことになる』と決めつける

『一度か二度、嫌な体験をすると、
これから起こるすべてのことが
また同じようなことになると思ってしまう』

皮肉なことに、
こうした思い込みによる勝手な予想は
自らに不幸を呼び悪い結果を
導いてしまうことになるでしょう

2. 『〜ねばならない』という考え方

"あんなことをするべきではなかった
そうすればこんなことにはなかったのに"

というように、
人は皆、"○○すべき" という
世界に生きています

しかし、"もしも"の世界の結果が
必ずしも想像通りになるとは限りません

物事はなるようにしかなりません

『次はもっとうまくやろう』と
自分に言い聞かせるよう心がけましょう

3. 白黒はっきりつけたがる

枠組み外の可能性に目を向けるのは
なかなか難しいですが、たくさんの選択肢があり
たいてい白黒はっきりしないグレイーゾーンに
存在するものだということに気づきましょう

0か100か、の世界には
ほとんど何もありません

4. 全てを否定的に考えてしまう

"何を言われても肯定的に受けとれない
常にネガティブ思考"

無意識のうちに、
すべてがネガティブな展開になると思いこみ
否定のスパイラルまたはネガティブな罠に
はまり込み、落ち込む一方になります

自分自身の考えに囚われ、
同じ場所で堂々巡りして、
抜け出すことができなくなってしまうのです


5. 人の心を決めつけ、心が読めると思い込んでしまう

勝手に相手の思っていることを想像して
何を考えているかがわかると思い込む。

しかし、心理学者ですら
自分の患者が本当はなにを考えているか
半分しか推測できないそうです

6. 小さいことを大ごとにとらえる

些細なことを大げさに騒ぎ立てると
苦しみでがんじがらめになり、
すべてが悪い方向に行くような思考回路から
抜け出せなくなってしまいます

7. 必要以上に自分を責める

物事がうまくいかないことを
自分のせいにしていると
罪の意識に苛まれるようになり
苦しみのサイクルが延々と続いてしまいます

自分の過ちを認めつつも、
これから先うまくやる方法を考えるのが
より健全な道です

すべてが自分のせいで起こったり
または悪いことだけ自分に起こると考えるのは
良くありません

ほとんどの物事は、ひとつだけではなく
さまざまな理由が絡みあって起こるものです

少なくとも、あなただけの責任ではありません

8. 誤ったレッテルを貼る

人間ですから
状況判断を誤ったり、誤解をすることはあります

行ってきたことがすべて失敗したから、
自分は落伍者だ、というレッテルを貼るのは間違いです

また、一度張ったレッテルは絶対ではありません

レッテルを守るのに必死で、
真実に目を背けるのはやめましょう

9. 肯定的なものまでも否定する

友だちも含め、
他人を信用できない理由を探してばかりいると、
惜しげなく向けられる真の賛辞すら
聞く耳をもたなくなる傾向があるそうです

肯定的なものを否定する考え方は、
友情を壊し、せっかくの親交を蝕んでしまいます

10. 思考と真実の見分けがつかなくなる

その人の一つの考えが真実だと信じきり
特にそれが客観的には真実ではない、または
確かなものとははっきりわからない考えの場合
それに固執するのはやめたほうがよいです

そうしないと、
間違ったレッテルを貼ることにつながってしまいます

特に自分の頭の中だけに存在するものを
真実化しようとしているときは注意です

11. 感情的な理由づけ

何かを感じた時に
それは本物に違いないと考える

例えば、不安を感じて、
なにか恐ろしいことが起こると確信したりすることです

12. 拡大解釈と卑屈な解釈

重要なことをやけに軽く考えたり、
些細なことを大げさに考えたりする傾向がある

物事をはっきり客観的に見るようにできることが鍵ですが
必ずしも簡単なことではありません


まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

気づきはいつでも、
物事を変えていくプロセスの最初の一歩です

認知行動療法は思考プロセスの実態を認め、
有効に利用していくのに役立ち、
物事の見方をより健全にするそうです

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