「ゾーニング」と「地産地消」についてイマジンしてみました。

分かりやすくテンポの良い動画でした。
最後のキーワードは「ゾーニング」と「地産地消」。

「ゾーニング」と「地産地消」。
そんなの子供の頃から感覚的に分かってたわと言いたいところですが。
そんなことに構ってられないくらいお金に切羽詰まった大人達が人類のマジョリティだったってことですね。。それを何十年とやって来た結果が今これですわ。

動画はこの「ゾーニング」と「地産地消」というキーワードの簡単な紹介だけで終わっていたのですが、マジョリティの大人達がそれをもっと具体化してイマジンできるよう、社会に影響力のある人達が具体案を広く世に提供してほしいところ。

そこで私なりにいろいろ考えるままに綴ってみました。

「ゾーニング」
動植物の聖域にむやみに立ち入らない。
破壊しないのはもちろん、後退した境界線を回復できるようにする。

「地産地消」
例えば、アメリカでハンバーガーを作るためにブラジルのアマゾンの森林を切り開いて農地化するをやめる。と言ってもやめなかったら、時は満ちた。今となっては、やめてもらうのではなく、諦めてもらう。

「それで生活している人もいるのよ~」という声もありますが、そもそも先進国のデマンドに応える為に後進国が自然環境を切り売りしているというグローバル化モデルが、ゾーニングと地産地消の真っ逆さまを行く、生物多様性の急速な劣化の根源ではないか。

そんなグローバル化モデルを進めたのは誰か?

商社とか、それに絡んでいる開発支援とか?

先進国の「途上国支援」に対して私が疑念を抱く理由はここです。

昨年、日本で消費するための作物を作らせるための、アフリカの農業開発支援を進めている公共団体の広告を見て、嫌な予感がしたのは私だけでは無さそうでした。

現地で支援している人達は志の高い方々だと信じていますが、やはり「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉が頭をかすめる。。

「灌漑事業してあげるから農作物作っといて。それ買い上げてあげるから、あなた達もお金持って豊かになれるでしょ」とか「電気引いてあげるし工場作ってあげるから」とかいった類の開発支援は、それこそ資本経済主義という不治の病のウイルスをまき散らしているのと同じようにしか私には見えない。

でも、商社やそれに絡んでいる開発支援を責めても、最終的な責任は消費者。
環境破壊インパクトの強い食肉や魚だけでなく、チョコレートやパームオイル由来のものなど、諦めるものは多々ある。

国際間の物流が減少して、否が応でも地産地消化が進めばいいと思います。

あと、飼料までも含めた地産地消が進めば、全体的なベジ化が自然とゆるやかに進むと読んでいます。

また、途上国の支援は医療ぐらいにとどめて、これからの支援は、地域土着の自然と調和した文化を取り戻す支援、つまりゾーニングがより良く出来るように、自然復興の促進の協力のほうに力を入れて欲しい。

これからの途上国支援のありかたについては前々からいろいろ考えていることがあって、書きかけの投稿があるので、また時間を見つけて仕上げますね。。

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