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「触れる」ということについて:遊行する身体

来る9月17日(日曜日)、代々木の国立オリンピック青少年センターにて「遊行(ゆぎょう)する身体」と題したセミナーを開催いたします。

 今回もその内容に少し触れてみます。

〇 申込み・問合せ
 詳細は記事の最後に記載しております
 meviusjapan1744@gmail.com


五感を開く

 感覚を開放する・・・・なんて書くと、いったいなんのスピ系?中二病?とか思っちゃったりしますよね?

 まぁ、それほど違いはないかもしれないところが面倒なところでして。

 いや、そんなに珍しいものでもなく、ちょっといつもと違う使い方、捉え方をするという表現の方が良いかもしれませんね。

 ネイティブアメリカン・・・・というより、古来から人類が持っていた脳力、じゃなかった能力。

 そういったものを取り戻すというか、思い出そう?的なことです。

 かつてはこういった「能力」や「感覚」は現代において、ますます「鈍く」なってしまっているのではないか、そう言われていました。特に80年代。で、あながち間違っているわけでもなく、そういう部分もあったと思います。
 ただ、個人的にはどちらかというと「鈍化」や「退化」だけではなく、「特化」や「最適化」、そして「変化と変容の循環」も時と共に起きていたのではないかと、世界陸上やオリンピックの記録更新などを見て思うのです。その分リスクも大きくなるけど。

 そんなわけで、まずは寝ぼけている感覚をシャッキリさせてみようというのが「感覚を開く」ということです。

目を、耳を開く、そして触れてみる

・Wide Angle Vision (ワイドアングルビジョン)
 トラッカースクール( TrackerSchool )や、WAN( Wild And Native )で学ぶ最初のエクササイズの一つに、ワイドアングルビジョン(広角視野)があります。
 普段使っていない目の使い方ですが、奥が深いものです。

・聴覚を休ませる
 現代人はどちらかというと開放というより、まずは休めることが必要なのかもしれません。人工の音、ノイズが周囲に多すぎるんです。

・嗅覚、味覚はまたの機会に!

・触れる(今回の記事のメイン)
 武術や手技療法関係の方は、とても馴染みのある感覚ですね。

 ネットなどでザックリ見てみると、

・「ふれる」は、身体部分(主に手)で何かに接触することを表す。接触動作を表すという意味では「さわる」と同じだが、接触の仕方が異なる。「ふれる」のほうが接触の力は弱く、接触面は少なく、接触時間は短い。
・「ふれる」の方が「さわる」よりも、接触の力が弱く、接触面が少なく、接触時間が短い。軽く接触してすぐに離れる動作

「基本動詞ハンドブック」など

このように書かれています。

 触覚を開くとは「さわる」より「ふれる」

「ふれた感じ」を受け取る・・・・でしょうか。
 では、パートナーエクササイズなどで、人に触れるときはどうでしょう?

 さわるよりも、ふれる。
「そっと」「丁寧に」触れる感じです。

「丁寧に」・・・・というのが、今回のコラボセミナーで紹介する「 Awareness 」の入り口になります。
 頭の隅に置いといて、当日、思い出していただけたらと思います。

TRY ANGLEコラボセミナー「歩から舞へ〜遊行する身体」

○日程
9/17(日)10:30-16:30・10時受付
・10:30〜12:30/TAOスキル 講師 葛西康介
・12:30〜13:00/休憩
・13:00〜15:00/太和躰術 講師 伊与久大吾
・15:00〜15:15/休憩
・15:15〜16:15/コラボワーク
・16:45退室

○会場
国立オリンピック記念青少年総合センター・カルチャー棟演劇室26
小田急線参宮橋駅西口徒歩7分
カルチャー棟に入ったら1番奥まで進み、階段かエレベーターで上がってください。部屋の入り口にEVOROOTSという登録団体名が表示されています。

○持参するもの
参加費、運動出来る服装、飲み物、タオルなど。

○参加費
10000円
(事前に振込みの場合は500円割引となります)

○定員/20名
定員に達し次第キャンセル待ち。

○注意事項
許可なき写真や動画の撮影はお断りします。また体調の悪い方は参加をお控えください。

○申込み・問合せ
meviusjapan1744@gmail.com

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