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筆一本で世界を変える凄さ

原田マハさんの「風神雷神」が想像を遥かに
超えた面白さで打ち震えている。

久しぶりの長編小説なのだが、図書館で上巻を借りて一気読みしてしまった。

はやく下巻も、と再び出向くも貸出中のため本屋に来てしまった。

ページを捲る手がとまらない。

そして所々で涙も止まらない。

筆舌に尽くしがたい物語。

人間を味わい、人生を考える一冊の破壊力。

絵画とはいったいぜんたい何なのか、

一流の絵師とはどういう者を指すのか、

芸術の奥深さを思い知る。

いつの時代も一流は一流を見抜く。

それにしても、アート系の小説で原田マハさんの右に出る者はいないと思う。


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