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退院後のあれこれ



退院その後

何を書こうか……と、入院の体験レポ兼備忘録をUPし終えたら空洞になった。まあ、空洞は言い方が合ってないように思うけれども、その辺の推敲をする気力もなければ特にアイデアも降ってこない。
とりあえず保留していた退院後のことを書こうと思う。
退院して、調子が良かったのは三日くらいだったかな。即日お風呂に入った、と手帳に記録してある。金曜に退院して金、土、日、と過ごして月曜には久しぶりの精神科を受診することができた。二週間おきにきちんと予約しているが咳が酷いとか不調があると夫に代理で行ってもらうのだ。
先生に会ってかくかくしかじか、肺炎で入院していました、という話をして通常通りの薬を処方してもらう。
この日は徒歩で病院まで行けたし、自分でも達成感があった。一週間ベッドの上だったのに意外に動けるやん!と嬉しい気持ち。


背中


次の日の朝、みんな揃って朝ごはんを食べる時。
ピキッ
背中が鳴った。いや、音はしてない。体感、とでも言おうか。それとも脳内で音が鳴ったか?私が何度も繰り返している背中部の筋膜炎、ぎっくり背中だ。
結局、朝ごはんもそこそこに薬だけは飲み、横になった。「やっちゃった瞬間」が分かりやすく、すぐに横になって安静にできたのは幸いだったろう。
前日に少し歩いて達成感を得ていたからこそ、なんだか表現し難い悔しさのような、複雑な感情が渦巻いた。だってたった一日、「できた」を味わっただけだ。
筋膜炎の安静は基本的に三日間、七十二時間である。按摩の仕事をしたのは無駄ではなかったかもしれない。国家資格は持っていないけれども。(国家資格所有者がてっぺんに在籍していれば運営できていたようなシステムだったと思う。詳しくは知らない。研修はみっちり受けた。)
三日間、安静にした。そもそもやっちゃった瞬間から安静にできたから、当日の二度寝から目覚めたらもう「少しマシだ」という感じがした。無理は禁物なのでキッチリ三日間静かに過ごしはしたが。
そういうわけでやっと最近少し動けるようになってきているのである。
肺炎で入院した翌週には筋膜炎で動けなくなるなんて我ながらツイてなさすぎて文章にしてしまう。ネタの宝庫か。


消化器内科へお出かけ

ようやく背中も治り、そしたら今度は消化器内科へ行く予定が迫っていたので行ってきた。予約などは無いし医師からこれくらいに来てくれ、などもないが便秘が酷いのと胃が悪い為、薬の残数と相談で大体二ヶ月に一度はこの病院に行く。家族三人一緒に、バスで。家でのんびりしてしまったためバスに間に合うか微妙な時間になってしまい凄く早足で歩いたらもう息切れ通り越して結構ヤバく、無事ギリギリ乗車できたが車内ではグロッキーになってだらけていた。おちびの相手があまりできず、申し訳ない。肝心の消化器内科は結構人が多くて待ちがだいぶあった。人気の病院だとこうだよなあ。おちびが私お勧めの漫画を持ってきて読んでくれてたので良かった。勧めたものを喜んでもらえるのは嬉しい。
ここでもまた通常通りの処方をしてもらい、それから図書館で本を返却したり服屋さんに寄り道をしたりして、帰宅する頃にはクッタクタ。しかもお昼はまだ食べれていないし。適当にドラッグストアで各々食べたいものを買って、のんびり昼食にした。
これは昨日のことだが、なかなか盛りだくさんだ。

デリケートゾーンなど

退院後のことを書くというとまだある。
抗生物質を七日間飲みきるため身体の中はボロボロになった。特に私はデリケートゾーンがカンジダとか、常在菌などによる痒みになりやすく、今回もどうも怪しかった。婦人科にすぐ行けたら良かったがこれまた副作用でお腹がゆるくなっていて、内診台に乗る勇気はなかった。一日に十回近くトイレに駆け込んでいた記録も残っている。
痒み対策ではネットでレビューが良かった乳酸菌サプリメントを購入して飲んでなんとか凌げたようだ。
咳というものは人によるかもしれないが執拗いものであり、何ヶ月も長引くこともある。酷い時はどうしても腹圧で尿漏れしてしまうので入院時から吸水シートが手放せなかった。 退院してそこそこ経過して咳止めを飲んでもなお、ひどい。
すると、ずっと吸水シートを敷いていたからか痛みを感じるようになってきた。
ツラい。痛いのはツラい!
即、対処法を模索する。
何か塗るもの、なし、装着するものもなし。
行き着いたのは吸水ポリマーの素材などが触れるからかぶれたり爛れたりするんじゃないのか?と、大きいサイズのショーツにシートを貼り、その上から最近の少し痩せれた今のサイズのショーツを履く。
これに変えたら一気に善くなった。これはいい。素材に当たらないというだけでこんなに変わるのか!夫の方針でダブダブになったサイズのショーツ捨てなくてよかった、とジンワリ感謝する私。

パルスオキシメーター

ぎっくり背中の間に呼吸器科の予約も入っていて、物理的に行けないから(動けないから)代理で夫に行ってもらった。入院してた病院からのデータなど持参で夫が行く。
入院した時に酸素の数値が基準の最低ラインよりも六も低い九十が出たこともあってかパルスオキシメーターを家に置くことになった。物自体は大きいものではない。ただ、お値段が結構する。
ネットなどで探すとそりゃあピンキリなのだが私たちは「安牌を踏む」のが好きなので有名メーカーのもので、値段の展開が三種あるうちの真ん中のものを選んで購入した。さらりと万札が数枚飛んで行った。
アプリと連携できる優れもので記入忘れもない。まあ、いいだろう。

おわりに

これを書いていたのがわりと前な気がするが、お蔵入りさせてしまうのも勿体ないので成仏させておく。
もう四月になってしまった。咳はまだ酷い。咳止め飲んでも酷い。ただ熱もないし酸素も悪くないので単に引き摺っているのだろう。
ああ、そういえば肺炎球菌バクニュバンスを注射した記事も書いたのだが読んでいただけているのだろうか。
肺炎球菌ワクチン打ってもなお、肺炎になった事がショックだったが医師曰くあれはウイルスに効くものであり、菌には効かないらしい。以上、退院後のあれこれでした。

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