暁めぐり@燕党新人Vtuber

ヤクルトスワローズをファン目線でゆるく深く分析している暁めぐりです。

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  • ヤクルトスワローズ関連記事by暁めぐり

    生粋の燕党、暁めぐりによる東京ヤクルトスワローズの分析記事です

最近の記事

【開幕直前!】スワローズ新戦力投手の現在地

はじめに昨年10月から6か月。待ちに待ったプロ野球開幕の季節となりました。オフもいいですが、やっぱり試合があると楽しいですね。 暁めぐりです。 毎年投手力が課題といわれるスワローズ。 上位進出にはある程度新戦力の活躍が不可欠です。 そこで今回は開幕直前と題して、スワローズの新戦力投手たちの現在地を見ていきます。今回分析対象としたのは一軍で複数回登板のあった6投手です。 6人の現状は様々ですが、一人ひとり詳しく分析していきますので、ぜひ最後までご覧ください。 目次に一覧にしてい

    • 長岡秀樹の2月~試行錯誤と将来像

      はじめにこのあいだキャンプが始まったと思ったら、並木のような速さでキャンプが終わってました。暁めぐりです。 今回は、2024年2月、プレシーズン中の長岡秀樹選手の打撃についてです。長岡は2月中の打率が.176(7試合17打数3安打)。昨シーズンからの悩ましい日々が続きました。 若手選手の一人としてこの時期であっても結果を出してほしい、というのは間違いありません。一方で、この時期だからこそ、失敗を恐れず取り組めることがあるのもまた事実です。 そこで、今回は2月中の練習試合・

      • 【検証】中村悠平が「ホームランを打たれた次の打席、初球に同じ球種を選択する」は本当か?

        はじめに順調にキャンプ日程が進んでいる今日この頃ですが、自分はインフルエンザで一週間離脱して超スロースタートになりました。 暁めぐりです。 今回はスワローズの正捕手、中村悠平のお話です。 タイトルにある通りですが、ムーチョが「ある打者にホームランを打たれた後、その打者の次の打席の初球に打たれた球と同じ球種を選択する」というのはある程度認識されていることだと思います。ストレートをホームランにされたら、その打者の次の打席の初球はストレート、という感じですね。 誰が言い始めたか

        • 高橋奎二2023~4勝9敗と対角線投法の実像

          はじめにあけましておめでとうございます。お正月3が日を高橋奎二漬けで過ごした暁めぐりです。 昨年は9月から投稿をはじめて4ヶ月で記事7本。もう少し投稿頻度を上げていきたい(希望)と思いますので、スワローズファンの皆様、今年もよろしくお願いいたします。 今回は高橋奎二2023と題して、昨シーズンの高橋奎二投手を振り返ります。前半では、4勝9敗と大きく負け越し、防御率4点台と苦しんだ要因を、2022年のスタッツと比較しながら見ていきます。 後半は、終盤戦に見せた「対角線投法」の

        【開幕直前!】スワローズ新戦力投手の現在地

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        • ヤクルトスワローズ関連記事by暁めぐり
          11本

        記事

          スワローズファーム施設移転予定地!守谷市に行ってみた

          はじめに外国人補強も終わり、着々と新シーズンへの準備が整ってきました。あとはつば九郎の契約更改だけでしょうか。 まだ年も明けてないのに開幕が楽しみな暁めぐりです。 今回は番外編として、2027年頃に完成が予定されている守谷市の新ファーム施設の建設予定地に行ってきましたので、現地からの情報をまとめてみたいと思います。 いつもの記事よりノリも内容も軽めでいきますので是非最後までお付き合いください。 記事に何かあれば以下まで 暁めぐり@燕党新人Vtuber(@Meguri_Aka

          スワローズファーム施設移転予定地!守谷市に行ってみた

          サイスニードのハイ・ストレートと吉村貢司郎

          はじめにサイスニード残留おめでとう!危うくボツになるところでした。 暁めぐりです。 今回はサイスニードの高めのストレートと、そこから見る吉村貢司郎についてまとめてみます。元ロッテの里崎智也氏はサイスニードについて、中継で度々高めのゾーンギリギリのストレートを特徴として挙げています。また、MLB、NPBでも高めのストレートはトレンドとなり重要視されています。 本記事の前半は、サイスニードの高めのストレートはどれほど有効なのか、今季の投球から分析していきます。 後半は、やはりス

          サイスニードのハイ・ストレートと吉村貢司郎

          木澤尚文2023~対左への可能性

          はじめに久々の2次戦力外、ピーターズとの別れ。ドラフト後ですがつらいニュースが続きますね… こんにちは、暁めぐりです。 今回は「木澤尚文2023~対左への可能性」として左打者への投球を中心に今シーズンの木澤投手の投球を振り返ります。 今季は2年連続で50試合以上に登板し、自己最多20ホールドを記録し、苦しいチームを支えてくれました。 ご存知の通り、木澤投手は対右被打率.168に対し、対左が.287。左右で極端に得意/不得意のある投手です。左打者に対するとき、投球内容やスタ

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          内山壮真~覚醒の9月~

          はじめに内山くんの消息がわからなくて寂しい限りな暁めぐりです。 今回は成長著しい「ヤンスワ」の一人、内山壮真のお話です。今シーズンは2度の特例抹消を除いて一軍に定着した内山くん。キャッチャー、レフトを中心に、ときにはセンターを守りながら一軍での打席を多く経験しました。 打率.229は一見すると物足りなくみえますが、シーズンの集大成となる9月/10月には高いスタッツを残して来季への希望を見せてくれました。 本記事では「ヤンスワ成長記」その一回目として、内山壮真が終盤戦に残した確

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          神宮球場死球パークファクター

          はじめにCSでの佐々木朗希くんを見ながら、来年は一軍で奥川くんが見たいなぁと思う今日この頃。暁めぐりです。 今回は今シーズン悪い意味で話題となった死球のお話です。 スワローズ投手陣の死球については下の記事で書かせていただきました。 ヤクルト投手陣による死球の原因分析|暁めぐり@燕党新人Vtuber (note.com) その際に、「神宮球場での死球が多いのではないか」「球場別だとどうなるのか」といったご意見をいただきました。 そこで今回は神宮球場における死球パークファクタ

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          SSTCによるスワローズ投手陣のスタッツ変化

          はじめにスワローズ全日程が終了し、一気に冷え込んできましたね。 こんにちは、暁めぐりです。 本noteでは今話題の「SSTC」、韓国の動作解析専門の人たちが、スワローズ投手陣にどのような影響を与えたかについてみていきます。 SSTCの方々は2023年の8月13日から3日間来日していたようで、多くの選手が参加しています。今回は、その中でその前後に一軍登板のあった星知弥投手、高梨裕稔投手、丸山翔大投手(以下敬称略)について詳細なスタッツの変化を見ていきます。 要因としてどこまでS

          SSTCによるスワローズ投手陣のスタッツ変化

          ヤクルト投手陣による死球の原因分析

          はじめに両リーグ最多の58死球を与え、悪い意味で大きな話題となっているヤクルト投手陣。ここではそのうち半分以上、51.7%を占める4死球までの6投手について与死球の多い順に原因を見ていきます。 数字は2023年9/4時点までの数字となります。また、noteとか初めて使うのでつたないのは許していただきたい… 1.小澤怜史 チームトップ、そしてリーグトップの8死球を出している小澤。彼の場合には原因は非常にわかりやすく左打者への制球。8つのうち6死球は左打者へのもの。また、5つ

          ヤクルト投手陣による死球の原因分析