30代未経験者がお菓子屋さんになる
はじめまして。お菓子屋meguriです!
初めての投稿です。よろしくお願いします!
このnoteではこれから、30代でお菓子作り未経験の私が、独学でお菓子屋さんになるまで経験をまとめていきます。
自分も感じた小さな疑問を一つずつ手探りで解決していき、なんとか今では週一の菓子製造で黒字化できています。
自分の経験が、同じ様な悩みを抱える方に、少しでも参考になれば嬉しいなぁ、という気持ちで綴っていきます。
今回は自分の話を少し……興味を持っていただけた方は読んでくださると嬉しいです😊
・HSP気質爆発。病院勤務からデイサービスへ
リハビリ職をしていた頃は、毎日楽しいという感情を忘れてしまったように
目まぐるしく日々が過ぎていました。
病院内での症例発表を行うことや先輩と話す場面を避けて通れません
などなどHSP気質もあり、病院での仕事は苦痛でした。
自分には向いていないのかも…漠然と感じていました。
3年の病院勤務の後、デイサービスへ転職。
・デイサービスで人間関係に疲れる
デイサービスでは一対一、というより一対数人、という関わり方。
集団体操や個別機能訓練など。
病院よりは自由度が高く、自分のスケジュールで動くことができました。
そのため精神的にも良く、アットホームな環境に馴染んでいきました。
しかし自分だけの仕事でよかった病院に比べ、デイサービスでは掃除や送迎などもあり、定時より遅くなることは日常茶飯事。
委員会や残業代のでない会議なども…
私はプライベートの時間をとても大切にするあまり、出る意味を見出せない会議に出席しなければならないことにストレスを感じる様に…
人の悪口を言う方もいて、みんなのいる前で怒ったり…聞くのも辛く、自分にとって悪影響だな、と感じるように…
(ストレス耐性、低すぎ?)
働いている環境に不満を感じ、
やめようかと何度も思い巡らせていました。
・ビーガンの方との出会い
同じ職場にビーガン(動物性食品を食さない)の方がいました。ビーガンの方と会ったのは初めてで、何も思わず暮らしていた私には衝撃でした。
ビーガンの方といっても思想は人それぞれで、
動物愛護のため
環境保護のため
アレルギーがあるため
様々な理由があると思います。
ビーガンがいいとか悪いとかではなく、その選択をした方を尊重したいと
言うスタンスです。
・お菓子屋さんを目指すきっかけ
その方を含め、複数人で集まる自宅でご飯会の際に、私はビーガンの方でも食べられるオートミールクッキーを初めて作って持っていきました。
みんなと同じものを食べて、「おいしいね」と言い合えること、
おいしいといってもらえることにとても喜びを感じました。
「自分の作ったお菓子で喜んでもらえる、一緒に喜びを分かち合えることはこんなにも幸せなことなんだ」
今まで得意なことはあまりなく、
自信を持てない自分が好きではありませんでした。
そんな自分にも役に立てることがある、喜んでもらえる。
この感情が、お菓子屋さんを目指すきっかけとなりました。
自分はアトピー持ちですが、食物アレルギーはなし。
なんでも食べられることに感謝する一方、
アレルギーで食べるものの制限がある方もいる。
日常の中にはアレルギー源の食物を使用している食べ物がほとんど。
小麦のグルテンでリーキーガット症候群になっているかもしれない…
自分の肌への症状が、食べ物によって悪くなる拍車をかけているのかもしれない…
自分と向き合う機会にもなりました。
「みんなと同じものを食べたい」「クッキーを食べたことがない」
「ビーガンでも甘いお菓子が食べたい」
そんな方に届けられる焼き菓子を日々焼いております。
長文を読んでいただきありがとうございました!
お菓子屋さんになりたい方への力に、少しでもなれますように。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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