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留学で苦労したこと(予想と結果)

Point:留学には体力も精神力も必要

今回は留学を通して苦労したことについて、留学前に自分が予想した苦労・実際の苦労の2つに分けて紹介します。
結果から言うと、予想通りの点もあれば想定外の苦労もありました。

予想

1.英語が通じない

英語は意外と通じます。
ただしこれは友人との簡単な会話に限ることで、授業の英語になると教授の指示が分からないこともたまにありました。しかし、そんなときも友人が助けてくれました。
また、Seminarなどの少人数向けの授業になるときついです。これについては実際の苦労 3.意見を言う=対等で詳しく説明しています。

2.友達ができない

留学してくる人は基本的にオープンで明るい人が多いので、軽い会話を交わす友達はできやすかったです。
私の留学先には、留学生を支援する国際交流団体がありました。そこで留学生向けのイベントを行っており、それに参加すれば自然と友達ができました。しかし、これはあくまで広く浅くの関係に限ります。
ベストフレンドを見つけたい方は、今後記事を投稿するのでそちらをご覧ください。

TIP:留学先の友達作りは日本で始めることができる

日本で通っている大学に留学生向けのイベントを行うサークルがあったので、そこの活動に参加して留学生の友人を作っていました。またゼミの教授の紹介でドイツ人留学生の友人ができ、日本で度々遊んでいました。
その人とは今ドイツでも定期的に会う関係で、一緒にいて本当に楽しいし長い付き合いなので心が楽でいられます。
友人作りは実は日本でも始めることができるので、チャンスがあるのなら積極的に取り組むことを強くオススメします。
ヨーロッパに留学する予定の場合、留学先の国だけでなく他の国の友人も作る方が良いです。なぜなら旅行したときに会えるし、彼らに母国を案内してもらうことも可能だからです。

3.勉強についていけない

勉強もVorlesungであれば意外とついていけます。
ドイツの場合、大人数で講義形式のVorlesungと少人数で活発に議論するSeminarの大きく分けて2タイプ(他にも何個かあるようですが見たことがない)あります。
私は1年間の留学だったので、前期ではVorlesungを2つほど、後期はSeminarの授業を4つ取りました。
というのも前期は正直自信がなかったので、前期で授業に慣れてから後期である程度自信がある状態で臨みたかったからです。
現在Seminarを受講していますが、とにかく大変で心が折れて治して…の繰り返しです😂

実際の苦労

1.体力不足

留学生がオープンで明るい人が多かったのは良かったのですが、彼らはとても元気でとにかく毎晩のようにパーティーが開かれていました。
私は新生活、しかも初めての共同生活のストレスでとにかく疲れていました。
みんな楽しそうに毎日遊んでいるのに、疲れすぎて同じように楽しめない自分に対してしんどくなることが多かったです。
今思うと、もう少し体力or気力があれば十分に楽しめたのかもしれません。

TIP:留学に向けて筋トレ?

ちなみに私の友達に、留学に向けて筋トレを本気で頑張っていた人がいました笑
その人曰く「ドイツ人は体が大きいし強そうだから、小柄な自分がなめられないように鍛えておいた」とのことで、最初は全く意味が分かりませんでしたが、案外この体力作りは全力の遊びに役立って良かったのかもしれませんね。

2.神経質

私は几帳面なタイプなので、共同生活においてはやや神経質だったな…と思う点がいくつかありました。

例)キッチンの物音が気になって寝付けない、トイレに行くだけでも誰かに会う可能性があるのがストレス、共用スペースが少しでも汚いとイライラする…など

しかし、途中からは慣れて今ではもう気にならなくなりました。
他人と暮らすとはつまり全てをコントロールすることは不可能ということです。その分相手も私をコントロールすることも不可能ですし。
何か不満があれば、グループチャットで言うようにしたのも改善点です。

3.意見を言う=対等

これは国によるかもしれませんが、特に欧米で大事なのは自分の意見をしっかりと主張することだと思います。
私が受講しているSeminarの授業では、15人ほどの学生がいるのですがみんなどんどん発言します。それこそ授業内で発言しない人がいないくらいに。

また、日常生活でも何かを聞かれたときに何でも良いよと返すと若干相手が困っているように感じました。
特にドイツは直接的なコミュニケーションで有名な国なので、思ったことはみんな言います。その分意見を言わないと自分だけ言われっぱなしで対等になれないなと感じることも多いです。

そのため相手と違う意見であることを恐れず、主張するようになりました。

4.ストレス発散方法が少ない

私の日本でのストレス発散方法は一人カラオケ、友達と電話、美味しいご飯を食べに行く、漫画を読む、岩盤浴…などでした。
しかし、これらはエンタメが充実している日本だからこそできることであり、何もないドイツでは選択肢が減ります。(ドイツには想像するようなカラオケボックス、美味しいご飯屋さんがない)

そんな私がドイツで新しく始めたストレス発散方法は以下の通りです。

  • 散歩

  • 部屋でダンス、筋トレ

  • 自炊

  • 旅行

もっとシンプルですね。
適度な食事・睡眠・運動・変化は大事だと思います。

まとめ

留学で苦労することは、能力面だけでなく体力・精神力など多方面に及びます。
また、一つ壁を乗り越えてもまた次の壁が出てくるのも辛いところです。
ですが、現在の努力がいつか何かに生きることを信じて今は頑張るのみです🔥


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