【しあわせはどこにある】

■イギリス/2014年 ■監督： ピーター・チェルソム■ 脚本: マリア・フォン・ヘランド、ピーター・チェルソム、ティンカー・リンジー■出演: サイモン・ペグ、ロザムンド・パイク、トニ・コレット、ステラン・スカルスガルド、ジャン・レノほか

名言の宝庫でしたね～作品自体がそういう創りになっているので当然ですが、タイトル通りの作品で良かったです。全体を通してはイギリス映画の雰囲気がしっかり出てました。

ロンドンで精神科医として働いていたヘクターは恋人のクララと穏やかに暮らしていました。しかし、様々な患者の悩みを聞き続けていくうちに「幸せとは何か」と考えるようになります。そして、答えを求め世界を回る旅にでます。各国を回っていくうちに殺されかけたり、病で死に際にいる患者と出会ったり、旧友や昔の恋人と会い、彼なりの「しあわとはなにか」という答えに辿りつきます。ヘクターってヒマなのかな？ってちょっと思ってしまいました(笑)

ホントに色々と考えさせらる真面目な作品なのですが、作中にマフィアのボスみたいな人が出てきます。聞き覚えのある声だなーと思っていたら、彼でした(笑)(笑)

ジャン・レノーーーー！！！！！

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【幸せになるための5秒間】

■イギリス・ドイツ/2014年 ■監督： パスカル・ショメイユ■ 脚本: ジャック・ソーン■出演: ピアース・ブロスナン、トニ・コレット、イモージェン・プーツ、アーロン・ポールほか

人気テレビ番組の司会者マーティンは15歳の少女と不倫してしまい、仕事、家族、すべてを失ってしまいます。彼は大みそかの夜に飛び降り自殺をしようと高層ビルの屋上に立ちます。しかし、そこに一人の女性がやってきます。なんと彼女も飛び降り自殺を図ろうとしていたのです。しばらくすると若い二人がやってきます。彼らも自殺志願者でした。4人はひとまず話し合い、バレンタインデーまで自殺を延期しようと約束します。

各々人生の問題を抱えており、その内容は重たいですし自殺志願者の４人なのですが、映画全体としてはコメディタッチに作られています。作風もそうなのですが、重たくなりすぎないようにできているのはキャストの演技力もあるのかなぁという印象でした。考えさせらる映画でもありますが、ほっこりする作品でもありました(*^-^*)

＜一言メモ＞

イギリスがメインで制作している映画は、ハリウッド映画と比べると、単調なものが多い気がします。なので前半はウトウトしてしまうのですが、ラストまで観ると、観て良かったなぁ～って思うことが多いですね。