逆走してくような生き方

線路沿いを歩き続けて
ずっと探してたモノが何なのか
分からないまま朝がきて
コンビニの明かりに集まっては
光輝く星に手を伸ばして
掴めたはずの夢も朝には消えて

道路を逆走してくような生き方で
いろんなものにぶつかりながらも
なんとか此処まで生きてきたよ
全ては一瞬の繰り返し
本当にもう二度と二度と
戻れないと知るまでには
傷を残しすぎたけど

ツライなんて
自分でも気づかないぐらい
弱ってた時期もあったんだ
失ってきたものは
たくさんあるけど
私の心はかろうじて
残されていたから
今もこうして
此処に立っていることができる

痛みの音に耳を澄まして
静かに眠りにつきましょう
全ての痛みを抱きしめて
静かに明日を待ちましょう

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