【詩】過酷な日々

こんなふうに
静まり返ったこころで
遠いあの日を見ています
荒れ狂う波の中で
海水を何度ものむ私
息も絶え絶えで
なんとか生きている私
誰かの救助の手も届かず
いつも孤独だった私
どれも苦しく哀しい
一言では言い表せられない
過酷な日々だった
だから今は
こんなふうに
穏やかな一日は
ありがたいと思いながら
ありがたいと言いながら
生かされています

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