見出し画像

唯一無二を追求した旅路の果てに

唯一無二の魅力、唯一無二の声、唯一無二の美しさ。
誰もたどり着けないくらい
自身の唯一無二な部分を探す旅を
私はずっと続けている。


私は容姿に恵まれたわけでも
運動神経が抜群なわけでもない。
輝かしいほどに綺麗な声も持ち合わせていない。
それでも追求することを止めずに歩いていた。
目の前に誰にも手にできないものがあることにも気づかないまま。


人は無意識のうちに常に誰かと争い、競っている



テレビに映る容姿端麗なあの人も
ステージ上で思いのままに
歌声を披露するアーティストも
目に映る他人の個性が眩しく見えるのは
私の中の嫉妬や劣等感、
欲望から生まれるものなのかもしれない。
そしてこれらの感情は私たちの個性を覆い隠し、
本来の輝きや大切さを曇らせている。
まるで旅の空路で出逢う大きな雲たちのように。



どこまでも澄んでいて果てのない
「青」という唯一無二の個性は白く大きな迷いや
嫉妬、劣等感や欲望によって生まれた雲の存在により
様々な表情を見せることもある。
様々な感情によって毎日違う景色や
表情が生まれていることに
初めて気づいたとき、
個性と日々生まれる感情の調和が生み出す表情や景色が
唯一無二としての存在を得るのだと
教えられた気がしたのだった。


誰かに認められるものだけが唯一無二ではない。


私を真似ることは誰にもできない。
それは私が旅路で得たものだから。
そう。私は唯一無二なのだから。


めろんだいふく


この記事が参加している募集

私の作品紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?