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#60 息子が療育を修了①

MelonPapaです。発達障害の息子との生活を通して感じたことや見聞きしたことを発信しています。
間が空けば空くほど、しっかりした記事を書かなければと思ってしまい、余計手がつきにくくなってしまってましたが、短くても継続して書いていきたいと思います。

さて、本題ですが、3月末をもって息子が2か所の療育施設を無事に修了することができました。今回は1か所目の療育に、修了の少し前に見学に行った時のことについて書きたいと思います。

1日の流れを自然にできるようになった

朝の会から始まり、集団活動、個人活動、給食、帰りの会というのが1日の流れなのですが、ひと通り、その場その場でやることを理解し、できるようになっていました。通い始めた時には気分が乗らずにやらないことが多かったので、成長を感じました。ただ、見通しが立ちすぎているせいか、次は「給食だ」と分かると、だいぶ早い段階から給食モードになり、「給食食べよう」と勝手に給食の時間を早めようとしてました(笑)。

いすとりゲームで見せた意外な一面

その日の集団活動は、いすとりゲームでした。先生がルール説明とデモンストレーションを行った後、いざみんなでやってみることに。音楽が流れている間は椅子の周りを歩き、音楽が止まったら近くの椅子に座るというルールは、だいたいの子どもたちが理解できているようでしたが、椅子が1つ少ないということについては理解できている子と理解できていない子がいて、理解している子は急いで席に座りに行っていました。息子はというと、めはめちゃマイペースで、音楽が止まってからあたりを見回して、空いていそうな椅子にのんびり座っていました(半分先生に促されるような感じで)

椅子取りゲームをやっている時に、息子が予想外の行動を取りました。音楽が止まった後、息子は近くの空いている椅子に座ることができました。ところが、座れなかった友達を見て、息子はすっと椅子から立ち上がりました。思わぬ息子の行動に先生もびっくりして、「座ってていいんだよ」と言い、結局息子は次のステージにも進んでいました。椅子取りゲームで友達に席を譲ることなんて初めて見ました。

公園での息子の行動とも関連?

椅子取りゲームでの息子の行動を見て、息子の公園での行動を思い出しました。息子は、自分が遊びたい遊具があっても、誰かが遊んでいると決して遊びに行きません。誰もいなくなったのを確認してから遊びます。これは、息子がかつて友達に遊具を譲らないことが多かったため、「お友達に貸してあげて」と繰り返し伝えていた時期があります。それが影響して、息子は他の子が遊んでいる遊具には行かないようになってしまいました。友達と順番にできれば良いのですが・・それはまだできません。

今回の椅子取りゲームでも、公園と同じように、「友達に譲らなきゃ」と思ってしまったのかもしれないな、と思いました。友達に譲ることができるというのは、一般的には好ましいことだと思いますし、息子の成長だと思います。一方で、自分の気持ちを抑え込みすぎてしまうことは、それはそれでストレスになってしまうのでは、と心配にもなります。
また、遊具は譲り合うのに、ゲームでは椅子を取り合うということを区別することも、なかなか理解するのが難しいんだろうな・・と思います。

来年度からは、「友達と一緒に遊ぶ、順番に遊ぶ」ことも少しずつ学んでいってもらえれば嬉しいなと思います。

以上で終わります。読んでいただきありがとうございました。


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