マガジンのカバー画像

企画者の思考法

61
企画者の心得、企画の作法、企画者のマネジメントなどの記事を整理
運営しているクリエイター

#企画

企画書の書き方

「企画書」とは何かを行うときや作るときに、自分の考えた内容を、実行に移すための具体的な計画を記載した書類のことを言います。1つのプロジェクトを行うには、たくさん準備をしなければなりません。 身近な例を挙げて「飲み会」を開くとしましょう。そのためには参加者、開催場所、開催時間、予算、会費、所要時間などを決めなければなりません。これらの具体的な内容を決めることを「企画」と言い、それを書面にしたものが「企画書」となります。 5つの心構え・基本は自分の作りたいものの形が相手に伝わ

企画者の7つの習慣 2021

1年前に書いたnoteを再編集。 アイデア出すためには習慣がある。アイデアを企画にまとめるのも習慣がある。その習慣についてが本日のnote。いずれも私が習慣にしているものだけど、この1年で自分自身もアップデート。 メモをとるアイデアはすぐ忘れる。だからメモをとろう。そしていつでもメモを取れる状態にしておこう。メモは紙でもスマホでも何でもよい。とにかくメモをとる。すぐにメモをとる。どこでもメモをとる。メモは常に持ち歩く。枕元にもメモをおいておく。 分類と名付け。情報を保存す

企画書における忖度について考える

忖度は大事 「忖度」とは、目上の人に限らず誰に対しても使える言葉で、相手の気持ちを理解し意を汲むべきという気持ちを表したいときに使うとされています。 忖度は使われ方によってポジティブにもネガティブにも変わる。だから使い方が難しいと私は思っています。 本日のテーマは、企画書における「忖度」 企画書における「良い忖度」とは何か?ステークホルダー(企画の合否を決める人)が、企画の合否について”決断することに集中できる”企画書が「良い忖度」 「ごまをする」じゃないですよ。

企画者の思考法2、「たたかれ台」という企画書のススメ

Filament Inc 代表取締役 CEO の角さんがたたき台をつくる重要性についてFacebookに投稿していました。 「たたき台」を作る人が1番エラい「たたかれ台」という企画書私は「たたかれ台」をよくつくります。はい意識してつくります。 その意図はまさに角さんと同じ でも「たたかれ台」とはいえ、それなりに時間はかかります。 なので企画を持ってきた人に感謝もなくアレコレ上から目線で言うだけの人はよい気分がしません。私は、まぁそんな上から目線の人はほぼスルーできるし

KPIツリーで全体を俯瞰しながら企画を考え、影響度と実行可能性の2軸で企画を絞り込む

どの企画が筋がいいのか?可能性が高いのか?を考えるのは難しい。そこで私が行っている思考ステップを紹介したい。 簡単に言うと ■思考STEP1 KPIツリーで全体を俯瞰しながら企画を考える。 ■思考ステップ2 影響度と実行可能性の2軸で企画を絞り込む。 1-1 KPIツリーとは何か?KPIツリーとは簡単にいうと ・KGI=Key Goal Indicator(重要目標達成指標) ・KPI=Key Performance Indicator(重要業績評価指標) この2つで構成

企画で数字を作る意味とそれを実現するときに必要なこと

プロジェクトを進めるときに用意する企画書。その中には目標とする指標と数値を入れる。特にビジネスの企画書には必須だ。「数字は、何となく決めるモノではない。事業にどう繋がっているのか?」を考えることがとても大事。しかし案外それができない。 そこでまず考えたいのが事業の何処に影響するのか?(どこの数値を狙うのか?)という視点、KPIツリーで考える。 KPIツリーとは簡単にいうと ・KGI=Key Goal Indicator(重要目標達成指標) ・KPI=Key Perform

企画のコアの部分は何か?を常に自分自身に問う

企画を考える時、最も難しいことは企画のコアの部分は何か?の特定かもしれない。 企画の贅肉、過剰な部分、応用的な要素。 色々な人の話を聞けば聞くほど、色々な意見を聞けば聞くほど、何か加えたくなる。言い訳としての要素を加えたくなる。 そこをグッとこらえてコアの部分の磨き込みに集中する。 「企画のコア」は何か?

制約条件を考えない人達、100点満点の企画を求める人達

皆にとって100点満点の企画は存在しない。どこかに目をつぶる部分は必要。それは予算か人員か目標数値か、つまり「戦略」って事ね。 企画のトレードオフの部分を指摘する人は多い。この指摘は簡単だから。 例えば中華料理コースの話し。 3,000円の中華料理コースにはフカヒレも北京ダックもない。 「フカヒレも北京ダック」も無いじゃないか!って指摘して、「フカヒレも北京ダック」もある10,000円のコースにしたら「高いじゃないか!」って話し。どちらの指摘も正しい。問題は「前提条件・制

アイデアや理想を語れば皆が動くと思っている人々

twitterで以下のつぶやきが目に留まった。 勘違いの典型は、単にアイデアを出すだけの人や理想を語るだけの人。それは誰でもできることで、困難なのは皆を説得し変革に導いていくこと。勘違いしている人はアイデアや理想を語さえすれば皆が動くと思っている。 この思考の人は昔からちょくちょく見かけるタイプだ。「アイデアや理想を語れば皆が動くと思っている人々」プロジェクトの中にいるとやっかいなことも多い。 そもそも「アイデアや理想」だけでは「企画」もつくれないけどね。 何かを成し

私が参考にしている企画や企画書に関するnote。※適時アップデート

参考にしているnoteは沢山がある。私はマガジン機能を非公開にしてnoteをブックマークしている。今回はその中から企画や企画書に関するnoteを集めてみた。適時アップデートする予定だ。 はじめて企画する人、あるいは初心にかえって企画する自分のための企画法大全(1/5-アイデア編) 企画書の書き方 伝わる企画書には「見えないルール」がある。 企画書のタイトル案。 こちらは私の企画に関するnote 定期的に整理をしている。よかったら是非。

企画書を確認して欲しい時に使う台詞

企画書を書いたら、誰かにチェックしてもらうことも多いでしょう。 そのとき確認してもらえる言葉を聞いた。 「このメッセージはこの資料で伝わっていますかね?」 「企画書の書き方」についてはこちら

企画書のコツは完成度は50%、あるいは企画書に隙をつくること

企画会議を行う時、貴方はどのレベルで企画書を持っていくのか?100%で行くか50%で行くか?あるいは、その企画書に隙はあるのか?ないのか? これはどちらが正しいということではなく。あくまで企画へ関わる姿勢。そして私は「企画書」の完成度は50%あるいは、隙をつくることをよくやります。 企画書の完成度は50%、あるいは企画書に隙をつくる理由理由はたった1つ 「その企画は自分でも考えた!」と思えるって大事ですからね。「自分ごと化」ってこと、つまり当事者意識を持ってもらう。自分

プロジェクトを最初に創造する「企画者」が大切にしていること

プロジェクトを創造する人。つまり最初の「旗」を立てる「企画者」の価値が上がっていくと信じている。 なぜならプロジェクトが創造され、実際にプロジェクト化すれは様々な仕事がプロジェクトを中心に生み出される。その先には様々な価値が生まれる。 だから「企画者」の価値が上がっていくと信じている。それと同時に「企画者」に求められる条件は青天井で上がっていくだろう。 では「企画」を仕事にできる人とは何者なのか? これからの「企画者」は、何を大切にしていくことが大事なのか? 1.「ア

企画者の7つの習慣

アイデア出すためには習慣がある。アイデアを企画にまとめるのも習慣がある。その習慣についてが本日のnote。いずれも私が習慣にしているものだ。 メモをとるアイデアはすぐ忘れる。だからメモをとろう。そしていつでもメモを取れる状態にしておこう。メモは紙でもスマホでも何でもよい。とにかくメモをとる。すぐにメモをとる。どこでもメモをとる。メモは常に持ち歩く。枕元にもメモをおいておく。 情報を保存する場所をつくる情報をためておく。そういう場所をつくる。メモやブックマーク、写真、PDF