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企画者の思考法

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企画者の心得、企画の作法、企画者のマネジメントなどの記事を整理
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#プロジェクトマネジメント

企画書の書き方

「企画書」とは何かを行うときや作るときに、自分の考えた内容を、実行に移すための具体的な計画を記載した書類のことを言います。1つのプロジェクトを行うには、たくさん準備をしなければなりません。 身近な例を挙げて「飲み会」を開くとしましょう。そのためには参加者、開催場所、開催時間、予算、会費、所要時間などを決めなければなりません。これらの具体的な内容を決めることを「企画」と言い、それを書面にしたものが「企画書」となります。 5つの心構え・基本は自分の作りたいものの形が相手に伝わ

企画で数字を作る意味とそれを実現するときに必要なこと

プロジェクトを進めるときに用意する企画書。その中には目標とする指標と数値を入れる。特にビジネスの企画書には必須だ。「数字は、何となく決めるモノではない。事業にどう繋がっているのか?」を考えることがとても大事。しかし案外それができない。 そこでまず考えたいのが事業の何処に影響するのか?(どこの数値を狙うのか?)という視点、KPIツリーで考える。 KPIツリーとは簡単にいうと ・KGI=Key Goal Indicator(重要目標達成指標) ・KPI=Key Perform

企画書の構成要素から考える承認者の決断ポイント|企画の承認について02

2018/08/14に投稿した「企画を承認する立場の人の2つの視点・思考回路と企画者が求めているもの」の続き、企画書の構成要素から考える承認者(マネージャーあたりが対象)の決断ポイントについて こちらで書いた内容の いかに承認者に「決断」したもらうか?の話です。 「決断」のタイミングの話です。 企画書の構成要素は以下より ** 本題 ** 承認者はどのタイミングで決断するのか?決断させるのか?企画書の構成要素(目次 / アウトライン)の流れで説明します。 1.現状の

企画を承認する人の2つの視点と企画者が求めているもの|企画の承認について01

「企画が承認される」ということは 「承認者がリスクを負うこと受諾した」 ということ。外資系コンサルタントの企画力: 「考えるスイッチ」であなたの思い込みを覆す「判断と決断を混同させるな」から この「承認」ということについて注意したいのは、それが、相手に「判断」を求めるものなのか、それとも「決断」を求めるものかということなのだ。 判断というのは、何らかしらの一番よい答えのようなものがあって、いろいろな選択肢の中から、これが正解であると見抜くことだ。 それに対して決断とは、