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ゆるまな vol.6 小学生時期の学びについて

第6回は、前回に引き続き年代別の子育て・まなびについての第2回目、7歳~12歳、小学生時期の学びについてです。今回もすずけんさん(@K_protect_you)をゲストにお迎えしてお届けしています。

おかちんさんの小学生時代

一言でいうとクレイジーボーイ。やんちゃな男の子。
負けず嫌い、勉強苦手、落ち着きがない、整理整頓ができない、すぐトラブルを起こす。
野球・ソフトボール・そろばん・けん玉・合唱、裁縫、料理など、多彩にいろいろなことにチャレンジする。
けん玉は、ずーーっともしかめをやっていた。単純作業が大好き。

勉強は興味なかったの?勉強道具や勉強の環境はどうだった?

勉強にはお金はかかってなかった。でも、自由研究などにはお金をかけていたと思う。朝顔の観察日記も日記つけるだけだと面白くないので、種の解剖をして、日記にその種を貼ったりしていた。
とても器用なおじいちゃんからの影響が大きくあって、ものつくりなどには親御さんがおしみなく協力してくれる環境だった。

おかちんさん目線だと、お母さんは小言が多くてあまり好きじゃなかった。
お父さんはパソコン関係の専門学校の先生だったので、一緒に学校に行ったりしていろいろなことを学んだ。


リエさんの小学生時代

母が教材や、絵本などセットもので揃えるのが好きな人。原作しか置かない本屋さんの絵本が基本。図鑑もたくさんあった。
父親が理系で、家に実験セットがあったりしたので自然に理科的なことが身につく環境だった。
姉を超えることが目標で2つ上の姉の宿題をやったりしていた。
常に姉の真似が基本で、姉が通っていたパソコン教室についていっていつも見ていた。パソコン教室の開催していた場所も科学館の中で、毎週科学館へ通っていた。

すずけんさんの小学生時代

勉強はあまり好きではなくて、自然の中で遊んでいた記憶。
兄弟は10歳、12歳年上で一人っ子のような感じ。
近くの川や、庭で水を流して遊んだりしていた。
親が勉強について声をかけたりしたなどの記憶はない。勉強しなさいと言われた記憶もあまりなし。
お父さんには登山やいろんな場所へ連れて行ってもらった。

自然の中で遊んでいて、危険に出会ったり、小さなけがをしたりした記憶が強く残っている。秘密基地を決めて毎日通ったりしていた。


小学生時期の子育てについて

35:00~ 小学生時期の子育てについて

小学生になると、それまでと違って、習慣づけが必要になり「自分でやる」という方向になってゆく。保育園・幼稚園までは親や先生がサポートするが、自分で考えて、時間の規律を守るなど生活リズムや規律に重きを置いてゆくようになる。

子育てのポイントとしては、
・入学準備
・小学生3年生(ギャングエイジ)
・高学年の反抗期&思春期
の3ポイント。

すずけんさんの育児体験談

今小学校6年生の娘さんの子育て。
何か困ったことがあったときに、男性目線でアドバイスをしたり会話をしている。
日々の軽い会話より、少し深い会話が出来ている。

この年代で親子で深い対話ができるって素晴らしい。
これってまさに、赤ちゃんの頃からの娘さんとの接し方が大いに影響しているよね♪

すずけんさんが子育てで気を付けていること


・娘さんとの会話を軽く流さない
・目線を合わせて話す
・真剣に聞く
・アドバイスとかではなく、話を受け止めるようにしている。

娘さんから

パパは私の知らないことや想像のつかないことをするから面白い

と言われたことがある。
   (これは理想ですよね!!

すずけんさんが幼少期にブロック遊びをしたものを見せに行ったら、お母さんに怒鳴られてしまった経験がある。それがすごく傷ついた記憶があって娘さんにはそうしたくないという思いがあるから、そこを意識しているのかもしれないと考察。

こどもはお母さんがキッチンにいるときが一番話しかけやすい

すずけんさんの辛い思い出で登場した、キッチンにいるお母さんに子供が話しかけるというシーン。子供が学校から帰ってきてから、お母さんに話しかけるチャンスとしては、お母さんの移動が少ない、台所仕事をしている時が一番話しかけやすいんだそう。

確かに私もキッチンにいるときが一番心穏やかかも( ´艸`)

どんな時に子供に叱りますか?

51:00~ すずけんさんから質問「どんな時に子供を叱りますか?」

私の叱ると怒るについての話。
長女と次女のときは叱れなかった。怒るだった。
サニーレタス事件。

自分が叱られた記憶がほとんどなかったので、叱るがわからなかった。

3人目を産んでから叱るの意味がわかるようになった。
・嘘が発覚した時
・何がいけなかったかを問う
・お母さんが悲しいということを伝える
・本人が言われたらどう思うかを問う


すずけんさんが叱るとき
・嘘をつく
・他人を傷つける
・繰り返して人を困らせる

子供の好奇心から来ることには怒ったり叱ったりしなかった。
対話で伝えるべきことを伝える。

なぜそれを子供がするのか?を考えていたので、よっぽどのことがなければ叱らない。

叱るではない怒るは親都合

服を汚す、急がせる、静かにさせるなどなど、、

セルフカウンセリング

おかちんさん曰く、苦しい場面で笑ってしまう。その背景には、幼少期の叱られる・怒られるという経験がある。

これは小さいころからの刷り込みだったのかなと思う。
小学校時代くらいまでの体験で、母親に怒鳴られることが多かった。
学校でも同じ感じで、問題児扱いで怒られる場面が多くて、素を出してゆくことを抑えていくようになった。
教育学を学びながら、自分がどうして今のような癖がついたりしたのか?ということを紐解いていった。学術的な勉強をしつつ自分をカウンセリングしていった感じ。

セルフカウンセリングは何事においても大事です


自分を紐解くことで、背景を考えるようになり、職場でも子供たちを感情的に怒ることはできない。
  (それが本来の向き合うということなのかなと思う。

自分たちの幼少期を自覚することの大切さ

子育てをすることや、教育方針を語るにおいて、自分たちの幼少期をきちんと分析して、自分の子供のころと、その時の親の状況を理解することはとても大切。

小学校はちいさな社会デビュー

小学校の頃は、対話ができるようになってくる時期。
子供たちは学校というひとつの社会の中で頑張って行こうと変化してゆく時期。その時期に親がきちんと対話してくれないとなると、あとあとまでひきずる可能性が高い。

小学校に入るというシチュエーションは社会に出ていく時と似ているので、無意識だけれど、社会に出てからのコミュニケーションなどに影響している。理性の教育。


叱り方

子育てでつい感情的になってしまうけど、マイナスなことは言わない。

おかちんさんの立場において、発達に課題がある子供たちをみているが、
お母さんにしてみたら、世間からの風評にさらされたり、背景を知らずに子育てを批判されたりしてしまうこともある。その中での今なのだと思うと、今日出来たことを伝えたり、親御さんを気遣う言葉が先に出る。

大人とか子供とか関係なく、マイナスなことは簡単に目につくけど、
「今日はこういうことがよかった」、「結果にはつながらなかったけど、過程がよかった」などを伝えるべき。
どうしてできないの?というような否定的な伝え方ではなく、出来たことを事実として「出来た」と伝えることが大事。
「出来たからすごいね」、ではなく。

子供は出来たか、出来てないかは自分ではわからない。
なので、出来た、出来なかった、やった、やらなかったを言語化して伝えてあげることで認識してゆく。

子供の自己承認

人が自分を認めるためには、自分自身が、良しと思うことが一番大切。
でも、子供は自分ではまだ、判断できないので、親が認めてあげて、その言葉を伝えてあげることが大切。
子供がやりとげた事実と親の気持ちを伝えること。

子育ては弧育て

子供たちだけでなく、お母さんたちにも、その言葉がけをしてくれる人が必要。そういう存在が身近にいない分、学校に求めたり、ママ友の中だけで話していくしかなくなる。
孤独な子育ては、手探りでどんなに頑張っていても誰にも認められないず、悪いことだけ指摘されてしまう。

みんな普通になりたいんだよね
でもそれってナンセンス!


まとめ


小学生時代の学びは大事な時期


私たちが今できること
・自己分析 メモの魔力など

自分のことを知ることで子育てのルーツが見つかる
これから子育てをする世代にも必要
自分の振り返りの意味でも自分のバイアスがかかっているかを見るためにも是非やってみてほしい

・親も子供に対して無条件に愛する。事実の容認。
・子育てをしている親御さんを認めてあげること

これらの共感があってからのアドバイスだと思う。
背景を知った上での対話があるからこそ、自分事として落とし込める。

さいごに

ゆるまなでは、さまざまな問題や悩みに対して、具体的な実践できることを発信してゆきたい。
子育て中ではなくてもみかけた子供への疑問なども受け付けています♪

ゆるまな vol.6


ただひたすらに自分の身体と向き合っています。