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なんで自炊出来ているんだろう?

実家では何もせずぐ~だらと生きてお母さんの作ったご飯をムシャムシャと食べていた私だが、引っ越した現在は毎日自炊もしている。
しかもわりと、楽しく料理している。

実家暮らしのときはたまに料理をすることもあったけれど、きんぴら作ったり~ナス炒めたり~とか副菜を作っただけで満足していた。だから一食まるっと自分が作れる自信は正直なかった。

確かに前から料理に苦手意識みたいなものはなかったと思うけれど、なんで楽しく続けられているんだろう?と自分で自分のことが気になったので今回掘り下げてみることにした。

自分だけのInstagramに投稿している料理記録

無心になれる時間がありがたい

私の頭の中は結構忙しい。そしてうるさい。
「あの時なんであんなことを…」「あれはダメだったな」
なんて勝手によく反省会を開いていることばかり。ヤメロー!って思っても2秒後には反省会は再開するし、結構つかれる。
一時期瞑想を頑張ってみたときもあったけれど、なかなか習慣化しなかった。心の筋トレも兼ねてまた取り入れてみたいなと思っているけれど、なかなか実行できずにいる。

そんな私の頭の中が整理整頓されるのは、料理しているときだ。
料理を始めると反省会が強制的にお開きしてくれる。

まだ自分が料理初心者だから、ということが大きいのかもしれないけれど、料理をしているときは料理のことしか考えていない。
トントントンと野菜を無心で刻む時間が心地いい。

大好きでたまらない鍋がある

正直これが一番大きいような気がしている。
愛してやまない調理器具は、ストウブ ピコ・ココット 20cmカンパーニュ。

我が家に来てすぐのストウブちゃん

ずっと欲しくてたまらなかったのだけれど、プレゼントで頂いた。本当にありがとう!!
火がよく通って冷めにくいのがとても気に入っている。

同じ時間で同じレシピで作ったとしても、ストウブと普通の鍋だと火の通りが全然違う。火はよく通るけれど煮崩れはしにくいので、料理初心者の私はすごく助かっている。
食べたときに火の通りが甘くて、野菜が硬かったりするとそれだけで結構しょんぼりするし「これ食べて大丈夫か‥?」と思う心配性の私には手放せない。

おでんもいける20cm

料理が、というよりストウブで料理することが楽しいんだよなぁ。なんでだろう。
重たいし取っ手は熱くなるからミトンが必須だし、たまにシーズニングもしなきゃいけないから面倒な子でもあるんだけれど、ストウブで作れそうなものなら全部ストウブで作っている。

この1台の鍋がとにかく好きだ。


自分の食べたいものを作って食べれて、ハッピー

仕事で案件をひとつキレイに落着させたくらいの充実感を一日に一回も味わえるなんて夕飯作りって偉大だよ

「きのう何食べた?」(よしながふみ)1巻より

シロさんもこう言っています。
シロさんほどの素敵な料理は作れていないけれど、これは結構わかる。

我が家のシェフは私なわけで、私も食べるわけで。
基本的には私が今食べたいものを作って食べている。これがいい。
夜ご飯を無事作り終えて、食べ終えるとホッとする。
好き嫌いがない人と住んでいるので、それもとても助かっている。

そろそろ魚が食べたいな~と思ったら魚を食べる。
なんかちょっと珍しいものが食べたかったら頑張って作ってみる。
で、美味しかったらかなり嬉しい。

いつの日かのタコライス でも鶏ひき肉でやったらちょっと違かった

あとは小3のときからインターネットが大好きな人間なので、レシピ検索も上手だと自負している。インターネットよ、レシピをつくってくれた方よ、ありがとう!

キッチンはとりあえずキレイにしておく

次の日の自分のため(と虫対策のため)に、キッチンはゆる~くでいいから綺麗にしている。

食べたものは洗って寝る前にはカウンターは綺麗にしておく。
お昼に食べたものは夜ご飯を作る前に洗ってカウンターに物は置かないようにする。
ガス台も1日の終わりに綺麗に拭いておく。

それだけで気持ちよく料理をすぐ始められるので、一応コツコツやっている。
食器洗いは面倒だけど、これも無心になれるので案外嫌じゃなかったりする。

古いキッチンだからこそ綺麗にしている


食べることは生きること

って料理研究家の土井善晴先生も似たようなことを言っていた気がして、心に残っている。

今は2人暮らしで、夕食のみ作っている。
だから毎日自炊出来ている、という部分も大きいと思う。
多分これが4人家族で朝と昼もご飯を作る生活だとしたら、楽しいより疲れた、が勝る気もする。

もし今後楽しいより疲れたが勝るようになったら、そのときはまた考えたいと思う。

さて、今日はシュウマイを作ってみよう。

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