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心の傷は努力しないと、痛みは引かない

ただ、待っていても心の傷は癒えない

心に傷を負ってしまったのなら、時間が経つにつれて、徐々によくなっていき、ふとした瞬間に過去のしがらみから解放されて、傷が綺麗に治るものだと信じていました。

深く傷ついてしまったときに、あたふたするばかりで、自分にはどうすることも出来ないように感じるのです。何をしたって無意味にしか感じることが出来ませんでした。じたばたしたって、余計に傷口が開くだけじゃないかと思ってしまうのです。

ただただ、時間だけが癒してくれるものであると。そう思っていたんです。前を向くことが出来たにしても、時間が経ったから、傷が癒えたものだと感じてもいました。

でも、そうじゃないんです。

それは、ただ単に、自分を騙しているに過ぎなかったということ。いくら、その瞬間を誤魔化すことができたとしても、すぐに、記憶を掘り起こしては、苦悩してしまうのは、痛いほど経験しているのですから。

冷静に考えれば、傷つく前の自分に戻ることなんか不可能なのです。過去の見方は変えられるけれど、過去の事実は変えられないのです。

心が傷付いてしまった時、誰もが思うはずです。自分が置かれている状況で、なんとか前が向けるくらいまでに立ち直りたいと。そう思うのは健全であり、最もなことです。僕自身も、そうありたいと思うのですが、いつも尻込みしてしまうのです。なぜなら、思い出したくもない過去であったり、自分のどうしようもない弱みや欠点について考えなくてはいけないからです。

それは、心の傷を負っている状態では、とてもしんどいもので持ちこたえられえる気がしません。こうした、たまらない不快感を乗り越えるのは、億劫で仕方ありません。今の自分のままでいいと思ってしまうのです。

心の傷を癒そうと努力することで成長出来る

ですが、成長の面からみれば、見え方が変わっていきます。

成長の過程の中で、必ずしも不快感を感じる時期があるのです。成長するということは、慣れ親しんだ場所から、新しい領域へと変わるものだと言えるのです。その未知とも言える場所に足を踏み入れるのです。成長するにあたって不快感を感じるのは、必須であると言えるのです。

話を戻しますが、心の傷から立ち直った後はどうなるでしょうか。痛みを乗り越えた先で手に入れたものいは、ひとつ打たれ強く、ひとつ自立した。ひとつ何か自信を取り戻すことが出来る。そう思わないでしょうか。

自分を救えるのは自分だけなんです。時間をかけることも、ひとつの手段ではありますが、心の傷から立ち直ろうと努力することは、人生の目的に近づけるのです。

人生の方向性を変えるのも、自立した自分を確立させるのも、生き方に地に足をつけるのも、自分の人生に責任感が生まれるのも、心の傷を負った時に、人知れずあたふたしては悩み、迷いながら前を向こうと模索した結果であるものだということです。

やり方なんかに正解はないからこそ、やみくもにしたって、行き当たりばったりであっても構わないと思うのです。自分が可能性を感じものであるのなら、何でも試してみる価値はあると思います。

何故なら、心の傷を癒すために、一歩踏み出した分だけ強くなれることが出来るのですから。向き合いたくないことに、勇気を出した分だけ成長することが出来るのですから。

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