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「心を込める」は必ず伝わる

性格ですら変えることが出来たのは

僕は、物事を一歩引いて見てしまう癖がありました。何処か冷めてしまう自分がいるのです。どうしても、自分が人の輪の中心となって積極的に発言や行動をしているのが想像出来ないのでした。とにかく目立つのが苦手だったんです。

しかし、今はというと、起業することが出来て、小さいながら一つの会社を経営するにあたって、その中で中心となっています。スタッフひとりひとりにも、積極的にコミュニケーションを取りに行くし、職場の雰囲気を見ては、冗談を言って和ませたり雰囲気作りも積極的に取り組んでいます。時には真剣になってスタッフの悩みを聞いては、何か力にはなれないかと考えるようにもなれたように思えます。そうは言っても、出来ていないことは、多々あるのですが、昔のぼくからすると、見違えるほど変わったと自覚出来ています。

それは、どうしてなのかと言うと、心を込めたかどうかで、物事が良くも悪くもなることを知ったからなんです。つまり。真心というものは、必ず伝わるものであるということ。物事に絶対はありません。でも、このことは、僕には真実であると信じています。

この真心を持って、人や物事と接していこうと思えたとき、自然と勇気が湧いたり、相手のことを考えるように意識が変わったのです。そして、性格ですら変わることが出来るようになりました。

「心を込める」は必ず伝わる

真心を持って接することの大切さを僕は過去に学ぶことができたのです。そう思えることを何度も体験したからです。

僕はかつて料理人を目指していました。その当時、僕は自分のことしか考えていませんでした。自分の夢を叶えるために、犠牲は仕方ないものだと、思い、たくさんの人を傷つけてしまっていたのでした。友人は利用するだけ利用し、家族はほったらかしにしていました。それで、どれだけ料理を学び、スキルを身に付けたかは分かりません。それなりに長く勤めていましたし、それなりに大きな会社で信頼も頂いていました。良い条件で誘われたこともいくつかありました。しかし、僕の作った料理が賞賛されることはありませんでした。当時はどうしてなのか、まだまだ経験が足りないとか技術や知識が乏しいとか、色々と考え悩んでいたんですが、今なら理由が理解できます。

それは、何よりも自分を優先していたからです。自分勝手だったんです。自分の都合しか考えてこなかったのです。大切な人のことも思いやり考えることのできない人間が、お客さまのことを考えられるはずもないのだということです。

今の僕はというと、施設で毎日3食ご飯を作る仕事をしています。かつての料理人とは違い、求められるのは、健康や食事のバランスと言った方に重点が置かれています。つい最近のお話しですが、スイートポテトを作ったのです。その施設の皆さんが、自分達で畑を耕しさつまいもを作ったのを頂いたからです。かつての僕だったら、生クリームや香辛料といったものを使っていたかもしれません。しかし、せっかく施設の方が大変な思いをして作られたさつまいもです。出来るのなら手を加えずに、そのままの味を引き出すために焼きいもにしてからスイートポテトにしました。

その時に、たくさんの方から、お褒めの言葉を頂けたのです。「美味しかったよ。」「また作ってね。」「本当に美味しかった。ありがとう。」本当にみんながみんな笑顔いっぱいに喜んで頂けたのでした。食べる側のことを思い浮かべて料理を作る。心を込めるとはそういうものだと学びました。

もうひとつご紹介させて下さい。以前、僕はある方から嫌われていたんです。たぶん誤解されていたんだと思います。明かに、嫌味を言われたり、明かにこちら側に非が無くても、誹謗中傷のようなクレームを言われるのでした。僕は悩みましたが、その時に本にこう記してありました。嫌な人ほど、心を込めて接しなさい。その言葉が僕の心に響きました。そして、勇気を出して、その方に心を込めて接してみたのです。挨拶するときも、その方の方を見て、きちんと丁寧に挨拶しました。声を掛けられたら、必ず笑顔で対応しました。クレームの話の時は、決してさえぎることなくしっかりとその方の目を見てうなずき最後まで話を聞き、真摯に受け止めようとしました。結果的に今では、その方が一番の僕の味方になってくれています。人間関係は心を込めて接すると好転させることが出来ることを学んだのでした。

こうした経験が、僕の中で、心を込めて接すれば、必ず伝わるものだということを実感させてくれたのでした。

心を込めれば

人に心を込めることが出来るということは、自分に対しても真心で接することが出来るというものです。自分を大切にする方法はここにあると思います。そうなれば、人生が良いものになるのは間違いありません。そう断言出来るものだと思うのです。

ですので、人生において、上手くいかないと感じているのなら、心を込めることを意識してみてはいかがでしょうか。

人間関係において、何か問題が起きた時、相手を変えようとしても変わらないものです。夫婦の問題や親子の問題、会社や友人関係も同じです。相手を変えようとしたって上手くはいかないものです。変えるとするのなら自分なんです。その時に、どう変えたらいいのか分からないことが多々あります。その時に、心を込める。これを意識するだけで、大きく自分を変えることが出来ると思うのです。そして、その変化や思いや姿勢は、必ず相手につたわるのです。

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