見出し画像

人生ほどほどにポンコツに。

ある日、ネット記事を読んでいた時に見つけた言葉と、その概要についての記事を見た時、「え?これ私の事を分析してくれました?」と質問してしまいそうになった言葉がある。それが、「こじらせ女子」だ。

久しぶりにこの記事を読んだけれど、やっぱり「アァ・・・私ね」となった。

以前、友達(女)から「君は、自分が思っている以上に素直ですよ」と言われた事がある。一瞬何のことやらわからず「またまたぁ」なんて返してみたけれど、「いや、マジで」と返ってきた。どうやら、昔から私の事をよく知る彼女の分析結果は以下の通りとのこと。

  • 興味が無い物、人には全く興味を示さない。

  • 興味のある人や好きな人が現れると瞳がキラキラするが、苦手な人や嫌いな人が現れると瞳が死んだ魚のような目になる。

  • 会わない期間が長ければ長い程、犬のように会った瞬間にテンションが上がり、ある一定時間ずーっと話している

とのことだった。他にもいろいろ言われたが、あまりピンとこなかった。誰もが「好き」か「嫌い」かで態度は変わるのは当然だと思うし、興味が無いとなんの感情もわかないと思うから、それが「素直」と結び付かなかった。ただ、友達曰く「大人になってそんな素直に感情出す人少ないで」とのこと。「これって大人として逆にどうなん?」って質問し返すと「裏が無いって事やから、ええと思うで」と返しがあった。

「こじらせ女子」の項目に「思考の偏り」「褒められるのが苦手」という項目がある。「こういうモノだ」というこれまでの経験で作り上げられた思考へのこだわり、そして「そこがええねん」と褒められた事に対する「そんなはずは無い」という反発。こういう思考に、ここ最近「いかがなものかね」と自問自答するようになった。
自分の思考を完全否定している訳では無い。ただ、そこにこだわるのは逆に自分を苦しめているのではないかと思い始めたからだ。なので「自分はこう思うけど、別の考え方もあるものなのねー」程度の思考矯正を初めてみた。この年齢までカチカチの思考で生きてきたから、そう簡単に何かが変わることは無いだろうけど、意識するのとしないのでは数年後違いが出るだろうから。

「こじらせ女子」の代表者と言っても過言ではないけれど、この記事の最後の言葉を残りの人生のモットーに、ちょっと普通から外れた思考を愛していけたらいいなと思う。

「人生ほどほどにポンコツに、良いとされているコースから外れても大丈夫。心地よくないものや楽しくないと感じたものは、捨ててもいい」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?