「ボヘミアンラプソディ」とビッグイシュー

映画「ボヘミアンラプソディ」を観た後に、この表紙を見かけたのでつい買ってしまった。「ビッグイシュー」、主に都心の路上で売られている雑誌で、ホームレスを支援する目的がある。買ってみたいけど警戒している、という人には、ページの抜粋を載せておくので見てほしい。早い話が、彼らは身元もきちんとしているし、変なことをしないという約束をしています。

さて、今回はラミ・マレックのインタビューが目玉である。主人公フレディを演じた俳優だ。映画を観に行った人ならわかると思うが、フレディそっくりに仕上げるために、手間暇と時間を惜しみなく費やしている。オリエンタルな雰囲気の男性で、若い頃のフレディを演じているところを見た限りでは、マイケル・ジャクソンにもなれそうだった。いつかマイケルの映画ができたら、その主役も彼が射止めるかもしれない。

周囲の友人が「ボヘミアンラプソディ観に行った!メアリーとフレディの関係がすごくいいと思った」「フレディが、ゲイなのに男気があると感じた。ゲイに偏見を持っていた」といろんなことを言うので、気になって観に行った映画だったのだが (noteでも強く勧めている人がいたし) 、個人的には音楽を堪能できて楽しかった。

もちろん、フレディの生き方とか周囲の人々との軋轢とか、色々見どころはあるんだろうけれど、基本は「クイーン」の音楽を楽しむための一本だと思う。音楽のために捧げられた映画。そのために、俳優も何もすべてが背景と化すような。

あまり深い感想が書けなくてもどかしい。だけど本音はそんなところである。

本を買ったり、勉強したりするのに使っています。最近、買ったのはフーコー『言葉と物』(仏語版)。