カタチ を 捉える
写真機が好きだ。
光を記録する、相互に連動するパラメータを調整して光をコントロールする。
それは、感じたことを再現するための「記憶の象徴」として、忘れっぽい自分に必要な行為だとも思える。
手書きのノートが記憶を助けるように、レンズを通して見た光を固定することで、思い出せるようにしているのかもしれない。
写真を撮りたい。いつでもどこでも、自分が行った先では、撮っておきたい。
一緒に写真を撮りたい。撮ったことを忘れてしまったら思い出せないのだから、誰かが一緒に撮って、撮ったことを