見出し画像

パワーマネジメントの是非 ②

画像1

昨日の続きです。

何故パワーマネジメントに走るのか?
何故結果が残せるのか?
についてお話ししていきます。

パワーマネジメントに走る理由

それは多くの人は言っても理解してくれない。
もしくは理解するまで時間が掛かる。
からだと思っています。

「話せば解る」人は意外と少数派。
汚い言葉をあえて使うと、
動物と同レベルの人がけっこういるからです。

というか、そう思っている管理者が多い
という事です。

私の持論は、「成長しない人はいない」
でも、
その速度に大きな差があることは認めます。

すぐに成果を上げたい管理者にとって
手っ取り早く成果をあげるためには
恐怖で支配するのが、効率もよく
確率も高くなるからでしょう。

これが、パワーマネジメントに走る理由
でしょう。

画像2


成果があがるのは何故でしょうか?

人は基本的には楽をしたい生き物です。
でも、やらないと怒られる▶︎嫌な思いをする
嫌な思いはしたくない▶︎やる

という単純なロジックで動くのです。

そういう(単純な)タイプの人間は
組織全体の過半数を超えていると考えます。
(その組織によって割合は変わりますが…)

これがパワーマネジメントで成果が上がる
仕組です。

パワーを掛ければ、大半の人は従う。
それが嫌いやだろうが、なんだろうが
怒られるたくないからやる訳です。

この手法のデメリット

3つ挙げます

納得感を得られない人たちの不満が蓄積する

ただ単に怒るのがダメ!
という単純なことではなく、
そこに納得があるかどうかが重要です。

どんなに激しく怒鳴られても
「これは、怒鳴られても仕方がない」
と本人が思えれば問題はありません。

しかし、「何言ってんの?」
となってしまうとそれが蓄積して爆発します。
そしてやらなくなります。
恐怖でもコントロール出来なくなるのです。

❷誰にでも通用する訳ではない

前述の通り、
恐怖では動かないタイプが大半を占める
そんな組織もあるわけです。

すると、全く成果が出ません。
それしか術がない悲しい管理者は、
もっと恐怖を与えようとします。

もう犯罪の域ですね…💦
結末はご想像の通りです。

❸疲弊が進み持続しない

なんとかついてきた人達も、
当然精神的に削られていきます。

嫌々やらされているので
ある日突然全く動かなくなる。
優秀な人材が突然退職する。

その管理者がいなくなった途端
全く成果が上がらなくなることも
付け加えておきます。


まとめ

短期的な成果を求めるなら
このやり方でも良いのかもしれません。

しかし、長期的に成果を出し続けるには
絶対に向いていない手法です。

100年続く企業を目指すのであれば
絶対にこの考えは捨てるべきです。


明日は、私のパワーマネジメントの実体験や
子育てでの考え方についてお話しします。

つづく…

=====================

今日も読んでいただいて有難う御座いました。
みなさんと成長していくことができたら
非常に嬉しいです。

これからも様々な情報を発信していくので
note、Twitterのフォローも
よろしくお願いします!

https://note.com/metaexplain
https://twitter.com/metaexplain

=====================

よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは今後の活動費として大切に使わせて頂きます。