見出し画像

骨盤の歪みを治せば女性の不調は解決できる!

どうも、
骨盤と膣ケアすることで
PMS,生理痛、不妊治療、産後のトラブル
を解決したみっこです。


今回は骨盤が歪むことで生じる
女性の不調、
その対策方法についてまとめていきます。


骨盤の構造や男女差、
歪みの種類については
別記事で紹介しています。


コチラ☞ 骨盤の基礎知識と歪みのタイプを解説


しかし、
歪みがどのような不調を引き起こすのか、
なぜそうなるのかという関連については
わからないと思います。


ここでは、
そんな悩みについて解決していきます。




この記事を読むと

  • 骨盤のゆがみからくる不調がわかる

  • 不調をきたす仕組みが理解できる

  • 骨盤の歪む生活について見直すきっかけになる

  • 歪みを解決する方法がわかる

ことができますよ。


骨盤のゆがみや生活の見直しは、
生涯ずっと共通する部分だと思っています。


少しでも早く理解してもらうことで、
あなたの不調の理由や
解決方法が見つかるかもしれません。


それでは、
骨盤の歪みが引き起こす
女性の不調とその対策方法について
お伝えしていきます。


ぜひ最後までご覧ください。



女性のトラブルの多くは骨盤が原因

女性特有の不調といえば、

  • 生理

  • PMS

  • 妊娠

  • 出産

に関連することが思い浮かびますよね。


これらの不調は、
「子宮」や「膣」が関連しています。


では、子宮や膣はどこにあるかというと
骨盤ですね。

女性特有の臓器を保護している
「骨盤」。


ここが歪む(前後に傾く)ことで
不調を来しているのです。


骨盤の歪みが引き起こす不調とその原因

骨盤が歪むと、
このような症状がみられます。


  • むくみ・冷え性

  • 肩凝り・腰痛

  • 自律神経の乱れ

  • 便秘

  • 下半身に脂肪がつく

  • O脚になる

  • 背骨が歪む

  • ポッコリおなかが治らない

  • 猫背

  • 生理痛、生理不順

当てはまる方も多いのではないでしょうか。


それぞれ、
骨盤のゆがみとどのように関連しているか
解説していきますね。


① 内臓下垂による不調

「O脚、下腹部がポッコリしている、お尻が大きい、生理不順」

これらは、
内臓が下垂する
ことにより生じます。

骨盤が緩んで裾広がりに開くと、
太ももも広がり、
膝同士がくっつかずにO脚になります。

内臓も下垂するため、
・ポッコリおなか
・お尻が広がる
・生理不順
など起こりやすくなるのです。


② 血流が滞ることで生じる不調

「むくみ、冷え性、生理痛、便秘」
は血液の循環不良により生じます。


骨盤の歪みがあると、
内臓の働きが弱くなり、
血液が滞りやすくなります。


血液運搬が十分に行われないと、
末端組織となる手先・足先への
循環が不足するため、
冷え性となります。


また、
血液が滞ると、
身体のあちこちで老廃物が処理されず、
むくみが発生します。


骨盤内に収まっている
内臓の血管や神経を圧迫すると、
骨盤内の臓器である
子宮卵巣直腸膀胱
悪影響を与えます。


子宮の血液循環が悪くなると
 ⇒ 生理痛に、

腸が圧迫されると
 ⇒ 便秘
になりやすくなります。


③ 骨格の崩れから生じる不調

「肩こり、腰痛、猫背、反り腰」
は骨格の崩れから生じます。

骨格の土台である骨盤が歪むと、
そこから伸びる背骨も歪みます。

身体全体の骨格の歪みを発生させ、
バランスを崩してしまうのです。


骨盤の歪みの影響は、
上半身下半身を問わず様々なパーツに影響します。


④ 全身の疲労感

骨盤の歪みを放置すると
呼吸が浅くなり、
全身に疲労感が残りやすくなります。


そのメカニズムについて説明します。

呼吸をするときは、
横隔膜の上下運動が起こります。

横隔膜と骨盤底筋は連動しているので、
骨盤底筋の弾力が
安定した呼吸につながります。

骨盤が歪むと、
骨盤につながるインナーマッスル
(腹横筋や横隔膜)が衰え、
深い呼吸がしにくくなり、
常に呼吸が浅くなります。

全身に新鮮な酸素が行き渡らず、
疲れやすいカラダになってしまうのです。


骨盤の状態が妊娠や出産に与える影響

① 妊娠と骨盤の状態

妊娠すると、
「リラキシン」というホルモンにより、
骨盤の骨同士をつないでいる
靭帯がゆるむため、
骨盤が開きやすくなります。


妊娠中の歪みのない骨盤は、
仙骨と坐骨を結ぶ「仙結節靭帯」
が柔軟になっています。


お母さんのお腹は
ふっくら丸くなっており、
胸の下からお腹が膨らんでいる状態です。


このような子宮の中にいる赤ちゃんは、
丸くちじこまっていて、
足はあぐらをかいた姿勢で過ごしています。


一方、
骨盤の緩みや歪みによって
裾広がりに骨盤が広がると、
仙結節靭帯は引き伸ばされた状態になります。


骨盤はガチガチに硬直し、
母体のシルエットは
下の方だけお腹が膨らんだ状態になります。


このような状態では子宮が細長くなり、
赤ちゃんの過ごすスペースが狭くなります。


こうした仕組みによって
赤ちゃんは丸まった姿勢になれず、
切迫早産のリスクも高まるというわけです。


② 出産と骨盤の状態

出産は、骨盤をくぐりぬけるようにして
赤ちゃんが産まれていきます。


出産は骨盤が開ききった状態になりますが、
母体の骨盤が歪んでいると、
骨盤がしっかり開くことが出来ず
お産が進みづらくなったり、


歪んだ骨盤の出っ張りに
赤ちゃんの頭が引っかかり、
帝王切開になることもあります。


骨盤のアンバランスを生む習慣と癖をチェック

では、
実際に骨盤を歪ませる
「習慣」「癖」
はどのようなものがあるでしょうか。


ご自身の生活、
環境に当てはめてチェックしてみてください。



骨盤を歪ませる日常生活をチェック

  • 座っているときに足を組む癖がある

  • カバンを同じ方向で持つ癖がある

  • 片足に重心を載せて立つ癖がある

  • いつも同じ方向を向いて寝ている

  • 体育すわりの姿勢をよくとる

  • 背中にもたれてお尻がずれた位置で座ることが多い

  • ペタンコ座りをよくする

  • 同じ方向で抱っこをする癖がある、

  • 出産後に骨盤のケアをしていない


あなたは
いくつ当てはまりましたか?


これらは
骨盤のゆがみを助長する
習慣・癖なので改善が必要です。


私自身は、
体育すわりをする方が楽で、
スマホやTVを見ているときは
背中をつけてお尻の位置がずれた姿勢
でいることが多いです。


料理や洗い物の時は、
きづくと左足に重心をかけて立っています。


楽な姿勢をしているときは
崩れていることが多いので、
意識して修正するよう注意しています。



骨盤の歪みを治す3つの方法

ここまでの内容で、
骨盤のゆがみが身体に与える悪影響
について理解してもらえたかと思います。


実際に、
骨盤の歪みを解消する方法について
3つ紹介していきます。


① ストレッチで骨盤まわりの筋肉を緩める

骨盤のゆがみは
筋肉のバランスが崩れること
が関係しています。


日常生活の習慣姿勢
アンバランスを引き起こします。


この凝り固まった筋肉を
ストレッチでほぐし、
骨盤を正しい位置に戻すことが必要です。


しかしこのストレッチですが、
一度行っただけでは元に戻りません。


継続的にストレッチをすることで、
筋肉の柔軟性が高まり、
骨盤の歪みが少しずつ
修正されていきます。


② 骨盤底筋を鍛えて姿勢を改善

骨盤底筋は骨盤底にある
ハンモック状の筋肉です。


主な役割は2つあり、
骨盤内の内臓を支えることと、
排泄のコントロールです。


ではなぜ、
骨盤底筋を鍛えると
骨盤の歪み解消に繋がるのでしょうか。


それは、
骨盤底筋が様々な筋肉と連携して
動く筋肉だからです。


骨盤に関連する主な筋肉は、
・内転筋
・横隔膜
・腹横筋
・骨盤底筋群
です。


これらは体幹を含む
カラダの中心を支える筋肉で、
下腹部のインナーマッスル
を鍛えることができます。


また、
骨盤底筋と横隔膜は連動しているので、
深い呼吸を促すことにもつながります。


骨盤底筋を日頃から正しく鍛え、
骨盤を支える土台を作りことができます。


③ 日常生活の姿勢を見直すことが一番の近道!

日常生活において、
歪みを取りやすい姿勢・動作を繰り返すと
せっかくストレッチやトレーニング
を実施しても無駄になってしまいます。


どのような姿勢が歪みやすいのか、
自分はどんな癖があるのかを把握し、
見直すことが一番の歪みを回避する近道です。


例えば、

  • カバンをいつも同じ手で持ってしまう場合は左右交互に持ち替える

  • 片足に重心を載せて立つ癖をやめて両足に体重が乗るように意識する

  • 座っているときに足を組むのをやめる

などがあります。


いつもやりがちな、
ちょっとしたことを見直すだけで
姿勢への意識が変わってきます。


まとめ

骨盤の歪みを治せば
女性の不調は解決できる
についていかがでしたか?


骨盤の歪みと女性トラブルの関連や
その対策方法について説明しました。

これまでの内容を簡単におさらいしますね。


女性のトラブルの多くは骨盤が原因

  • 生理、妊娠、出産に関わるのは「子宮」や「膣」

  • 子宮や膣を保護しているのは骨盤

  • 骨盤のゆがみが女性トラブルに関連している


骨盤の歪みが引き起こす不調とその原因

  • 内臓下垂によりO脚になりやすい

  • 血液の循環不良により冷えや生理痛などの不調をきたす

  • 骨格の歪みにより肩こりや腰痛をきたす

  • 呼吸の浅さが全身の疲労感を起こす


骨盤の状態が妊娠や出産に与える影響

  • 妊娠中の母体はふっくら丸いお腹であることが理想

  • 赤ちゃんは胎内で丸い姿勢になっていることが理想

  • 骨盤のゆがみはお産のとき引っ掛かりを作る


骨盤のアンバランスを生む日常生活の習慣と癖をチェック

  • 片側にストレスをかける習慣や姿勢は避ける


骨盤の歪みを治す3つの方法

  • ストレッチで骨盤周りの筋肉を緩める

  • 骨盤底筋を鍛える

  • 日常生活でゆがみのない姿勢を意識する


このように、
上半身と下半身をつなぐ
「骨盤」が歪むことで、
全身に不調を招く
ことを説明しました。


もしかすると、
この記事を読んでくれた方も
当てはまることがあるかもしれません。


女性が生き生きと元気に
過ごすために、
身体を整えていきましょう。


少しでも「参考になった」という方は
💛スキ をして頂けるとうれしいです。

みっこ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?