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ベジタス持論vol.7 「食性を守ろう」

こんにちは、まいけるです。

ベジタス持論を音声でお届けする「ベジラジオ」を少し前から始めております。テキストで読む暇がない方でも、さくっと聞き流していただけるよう作っております。
どうぞそちらもよろしくお願いします!

さて、前回まで健康、地球環境のお話をしてみました。が、内容が内容だけに、とても重苦しくなってしまったwので、一旦お話を戻します。

ベジタスを目指すために食が重要なのは言うまでもありません。
ただ食の話を始めると一般的に、これを食べたらいい、これは食べちゃダメ、みたいな議論になりやすいです。
正直言って、こうなると埒が明きませんw。

サプリや健食のCMなどはこれが露骨ですね。商売そのものは経済活動としてとても大切なことですが、とりあえず良さげなものを一時的に流行らせ、安易に売るのはいかがなものかと思います。

百歩譲って、売るのは自由です。だから、私たち消費者がほんとうにその商品が必要なのか、自分の頭で考える必要があります。
栄養成分だけに囚われず、食べ物を「食性」を軸に考えていくと、何を食べるべきかは自ずと分かるようになります。

今回からしばらく、この「食性」についてお話していきます。

食べ物は意外に毒だらけ

まず知っていただきたいのは、「誰がどんなタイミングで食べても栄養的にメリットしかなく、身体に全く害のない食べ物」は存在しません。
食べ物には必ず栄養と毒素が、どちらもほどよくw含まれています。身近な食材で、特に毒素の強いものを挙げてみましょう。

例えばネギや玉ねぎ、ニンニクといった香りの強い野菜。これらは本来毒草ですw。ベジィであっても、食べる季節や量には注意すべき食べ物です。
ただ、人間の肝臓はこの毒素を解毒して栄養化する酵素を持っているので、適量であれば滋養強壮などに役立ちます。

猫や犬を飼っている方ならご存知でしょうが、彼らにネギ類は絶対に与えてはいけません。彼らはネギ類の解毒ができないため、特に脳に異常をきたすと言われています。
また、ゴキ○リやネズミの毒エサとして、玉ねぎの成分はよく使われていますね。

他にも夏バテ予防に日本ではよくウナギを食べますが、これもウナギの持つ強力な毒素を逆利用する方法です。
夏は食欲が落ちて、肝臓や腎臓の働きも低下しがちです。悪い言い方をすれば、内臓が仕事をサボってるwので、夏バテを起こすわけです。
そこで、ウナギの出番。強い毒をあえて食べることでサボっている肝臓にムチを入れるわけですw。正に、「毒をもって毒を制す」ってやつですね。
私がウナギを食べる人を見て、「ドMやな!」と思っているのはナイショですよw。

健康な人ならば問題ないのですが、そもそも肝臓が弱っている人は食べるべきではないですし、おいしいからといって食べ過ぎたりしたら、肝臓がオーバーワークとなり危険です。

こういう例は多々あるので、いくら栄養があったり身体に良いと言われるものでも過ぎれば猛毒です。

私が一般的なサプリを摂らないのはこれが理由です。
サプリはある特定の成分だけを過剰に凝縮しているものが多く、とても身体に良いとは思えないのです。一言で言えば、不自然なんです。

「これさえ食べとけば万事OK!」といった風潮はいまだに巷にあふれているので、気をつけたいものですね。

食性を考えて食べる、とは?

「食性」はその食べ物独自の性質であるため、基本的にそれぞれの食べ物は「代わり」が利きません。
野菜を摂ろうと思うなら野菜を食べるしかなく、それに似た代替品を摂ったところで性質までは同じではないため、野菜を摂ったことにはなりません。

例えばご飯と同じカロリーを、代わりにパンで取ったとします。
同じカロリーであるはずなのに、ある人はご飯で太る、ある人はパンで太る、ということが起こり得ます。数値だけで食べ物を解釈しようとするのは、愚の骨頂です。

ただ、全ての食べ物の性質をひとつひとつ調べて「食性」を理解しようとすると、おそらく一生かけても時間が足りませんw。
なので私はこれまでの経験から、自分に合う「食性」を見つけるための「ものさし」を三本柱にまとめております。

食の三大原則「食性三本柱」

  1. 身土不二

  2. 一物全体食

  3. 摂食・少食

次回から、上記のお話を噛み砕いていきます。
ベジラジオも食性の内容をお話する予定です。合わせてよろしくお願いします!

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!まいけるでした。

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