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演奏力を上げる「いまここ」に集中するという考え方

アーティストメンタルサポーターの山口美智代です♪

  • 過去のステージで失敗をした経験を今でも思い出して落ち込む

  • 以前誰かに言われた一言に今でも傷ついていて忘れられない

  • いまの活動方針でこの先うまくやっていけるかどうか不安

  • いまの自分の演奏や曲に自信がない

このように過去の出来事を思い出して落ち込んだり、未来の自分を想像して不安になることはありませんか?

過去の出来事を忘れることや、未来を考えずにいることは簡単にはできませんが、あまりそれに縛られ過ぎてしまうと前に進めなくなってしまいます。

今回は禅の教えをヒントに、演奏力を上げる「いまここ」に集中するという考え方についてお話しします。


このnoteでは、アーティストさんが自分の力でメンタルを整えられるようになることを目標に、音楽活動に役に立つメンタルヘルスの情報をお伝えしています。

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こうなりたい方にオススメ!

  • 過去のしがらみから解放されてスッキリした気持ちで活動を続けたい!

  • 未来への不安を減らし、いまやるべきことを見つけたい!

  • いまの自分の生き方に自信が持てるようになりたい!


一息に生きる

「ひと呼吸するその瞬間を一生懸命、丁寧に生きなさい」という意味。

同じような意味で「三世に生きる」という言葉が仏教にもあります。
三世とは「過去」「現在」「未来」のこと。
この三世が生と死を繰り返すことこそ生きることだと教えています。

言葉を変えていえば、死んだ過去のことを思い返してもしょうがないし、まだ来ない未来のことはそこに生まれてから考えるしかない
つまり私たちには「いま」をどう生きるしかない

「心配事の9割は起こらない 減らす、手放す、忘れる−禅の教え」


これを演奏に置き換えてみると、さっき音を間違えたことをいつまでも引きずっても仕方ないし、この先の難しいフレーズを乗り越えられるかどうかはその瞬間が来るまでわかりません。

そんなことを考えるよりも、「いまこの瞬間」の音やからだの感覚、匂いや周りの人の表情などを味わいながら演奏する方が良い表現ができると思いませんか?

その方が聴いてる人にもその情景が伝わるような気がしませんか?

「いまここ」に集中する

過去の嫌な思い出は消すことはできないし、忘れることもできませんが、いまのあなたの行動次第で手放すこともできるし、自分を成長させてくれた経験として残ることもあります。

過去との向き合い方ついては以前ワークなどを載せた記事を書いていますのでよろしければ読んでみてください。


また先が真っ暗で不安だと感じている人もいると思いますが、未来が見える人はいないので、先が闇なのは当たり前なのです。

何も見えない状態で余計な心配をするくらいなら、とにかく練習する、いろんな人とのつながりを作る、ライブを企画する、曲を創る、お金や集客について学ぶなど、今できることを真面目にコツコツとやっていくしかありません。

あれこれと考えすぎるよりもできることをいますぐ行動する勇気を持つことが大事です。


過去の栄光にこだわる人

稀にですが、「過去にこんな人と共演した」「昔こんな名曲と関わったことがある」など、周りに過去の栄光をやたら自慢する人がいませんか?

もちろんそれ自体は素晴らしいことですし、今後にも必要な実績ですが、それを持ち出してマウントを取ったりすることは目的が変わってきます。

その裏にはいまの自分に対する不安や自信のなさが表れています。

いまの自分に自信がある人は心にも余裕があるので、あまり過去のことをひけらかさず謙虚でいるでしょう。

いまの自分への不満を過去の栄光にすがることで埋めようとすることは、いまの自分を大切にしていないのと同じ。

過去の栄光を経て、これからをどう生きるか、そのためにいますべきことは何かを考えることが大事なのではないでしょうか。

思い当たる方は一度立ち止まって考えてみてくださいね♪


過去や未来の自分に囚われすぎずに、いまの自分を大切に素敵なアーティストライフを送りたいものですね♪


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