明日の通院の前に

体調記録


年末から久々に深めの鬱になっている。

この一年かなり順調に落ち着いてなんとかやってきていて、

疲れが溜まったら、計画鬱というか、休めるときにズンと落ちるなどして

波を小さめにする努力を、並々ならぬ努力をしてきた。

夏の終わりから徐々に不調が出ていたとは思うが。


10月に「死にたい」と思う日があって、

それから精神科に通院する際に自分の状態を間違わず伝えられるように

体調記録をつけるようにし始めた。

スプレッドシートでカレンダーを作り、

良い・普通・あんまり良くない・悪い などの項目と、

一言書ける欄を作った。

2週間に一度くらいは「悪い」日があった。

落ち込んだりだるかったり、感情的になってしまう。


これで自分で自分を把握することもできるし、

主治医に相談しやすくなるような気がしていた矢先だった。

年末、帰省を前に一抹の不安があったものの、予定通り過ごしていたが、

ガクンと調子が狂ってしまった。

理由はいくつかあると思うし、抱えていた一抹の不安を少しでも解消なり改善なりしておけば良かったと後悔がある。

狂ってしまったが最後、2週間以上「悪い」日が継続してしまっている。

ちょっとしたことが引き金になる。

ほぼ毎日夜になると涙が出てくる。

具体的な死に方を検討してしまう。

かなりまずいし本当に苦しい。目も腫れるし体も強張るので、生活にも幾分支障が出てしまう。


わたしは自分が鬱であることをいまだに受け止めきれずにいる節がある。

また、鬱、双極性障害への偏見があると思う。

人に鬱であることを告白することへのとても大きな恐怖と嫌悪があって、

悟られたくない、大丈夫?と言われたくない、

ヘラヘラごまかしてみたり、体調が悪いと言ってみたりする。

(体調が悪い、は最近ものすごく言いづらい)

心と体は紐づいている、というか表裏一体のようなものという話もあるし

実際体がだるいとか頭痛がするとかあるので

体調が悪い、はあながち間違っていないのかもしれない。

鬱は活力を削ぐ病気/障害だなという感じがあって、

好きなことも手が付かない、できなくなり、

楽しいことすらも辛くなる。

だから自分がどんどん彩を失って灰色になっていくような気がして

それに怯えて自分を責めるけど、活力がないからやっぱ動けない。

また、脳に異変が起きているらしく、判断や記憶も機能が弱まるというか、歪む。

そのため自分のことが余計見えなくなって、負のループから自力で抜け出せなくなる。と思う。

そして、鬱は脳に異変が起きている病気/障害であると同時に、

元来の性格が出ている部分も多々あるのが一番辛いかもしれない。

鬱によって全く別人になってしまったというわけではないところが辛い。

全く変わってしまったのなら、割り切れた。

でも今落ち込んだりパニックになっていることって過去の節々に小さいながらも似たようなことあったな、と繋げることができてしまう。

もともとそうだったんじゃん、とも思えてしまうと、

病気だと割り切れなくなってしまう。

それでもこんなに辛くなかったのに、と思うと確かに今は平常ではないとも思うし、

治るのか治らないのかも先が見えなくて、

受け入れきれない。

本当の自分はこんなではないんだ。鬱のせいなんだ。と思うときと、

もうこういう性格なんだ、もともと傾向はあったし。と思うときがあり、

困惑している。


一生こんななのかもしれない。


精神科に通えど通えど、薬は減らしてもらえないし、良くなる、という期待が持てず、

通えているだけで上等だよ、というような諦めの気持ちは少なからずある。

いつまで「長い冬」を過ごしているのか自分は。


陽光を感じられない。

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