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参加を決めたきっかけは?~part1~

緑のふるさと協力隊の活動期間は約1年間。
これまで暮らしていた住居を離れ、新しい場所での暮らしや活動になるため、興味を持っていても参加するのに勇気がいる、という人も多いのではないでしょうか。

そこで2022年度、現在活動中の29期隊員に「参加を決めたきっかけ」を聞いてみました。

社会人経験者はタイミングも大事だと思いますが、直観や勢いも同じくらい大事なのかもしれません……

中野さん(山形県小国町)のきっかけ

友人が去年の緑のふるさと協力隊として活動していたことが、私が「緑」を知ったきっかけです。「緑」の日々の活動を友人から聞いていくうちに、『田舎生活』『農業』『自然』など、自分がこれまでやりたいなと思っていたことが経験できるなと思いました。

将来地方に移住したいという思いがありましたが、いきなり踏み込むのはなかなか勇気がいることですし、自分が本当にそういった環境に合うのか分からないから怖いなと。けれど「緑」は任期が1年と決まっているので、田舎で暮らすメリットやデメリットを学ぶにはちょうどいい期間だと思いました。
去年の今頃は社会人をしていました。やりたいと思った時が決断のタイミングだと思うし、「緑」の活動をしている自分を想像するとワクワクが止まらなかったので応募してみました。

伊藤さん(愛知県豊根村)のきっかけ

私は日本仕事百貨というホームページで「緑のふるさと協力隊」のことを知りました。
転職活動をしていて、次に何をしようか迷っていた時でした。

毎日応募の記事を読んでどうしようかなと悩んでいた際、締め切りが過ぎてしまいました。応募すればよかったと思っている自分がいた時に、偶然にも応募が延期され、すぐに応募を決めたのを覚えています。

応募する最後の決め手となったのは、
* 1年間という期間が決められていること。
* 同期という存在ができること。

この2つが応募するきっかけになりました。

1年間は長いようで短いし、もし大変でも1年間だけなら挑戦できそうだなと思いました。
実際派遣され半年経ちましたが、振り返ってみたらあっという間だなと感じています。
毎日が予想できない日々なのでとても新鮮です。
「10月なのにミンミンゼミの声がするね」とか、日常でこんな会話ができる日々です。

また、同期という存在に憧れがありました。
新卒で入社したとき、中規模の会社だったため入社が私一人だけでした。
先輩ばかりの環境で、同じ境遇の存在がいなかったためかなり心細い思いをしました。
そのためこの応募で、同じ境遇を持った存在ができることに期待していました。
同期の仲間は、年もバラバラですがすごく刺識になることが沢山あります。
新しい出会いは年齢を重ねると貴重な出来事なので29期の隊員になれて本当に良かったと感じています。

菊浦さん(宮崎県日之影町)のきっかけ

私が緑のふるさと協力隊に応募したのは、それまでしていた仕事を辞めようと思ったことがきっかけです。

辞めると決めた時点では、辞めた後に何をするかは全く考えていませんでした。でも、逆に進路が決まっていないからこそ、自由に色んなことに挑戦できるチャンスだなと思いました。

もともと人の話を聴くことが好きで、誰かの人生や考え方に触れて自分の生き方が変わることが多かったです。だから、もっといろんな人に会ってみたい、いろんな人と話をしてみたい、それが一番の理由だった気がします。

あとは、自然の豊かな場所に住んでみたいと思ったのも理由の一つです。ずっと都会に住んでいましたが、夜景とかイルミネーションのキラキラした景色よりも、季節ごとに変わる山の風景とか、広い空とか星とか、そういう自然の景色が好きでした。そんな景色のなかに身をおいて生きていけたら、きっと幸せなんじゃないかなと思いました。そんなことを考えていたときに、本当にたまたま緑のふるさと協力隊を知り、募集締め切りまであと3日しかなかったので、迷う暇もなく、もう応募しちゃえ!と、最後は勢いでした(笑)

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