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本紹介

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2020年5月の記事一覧

買ったのは黄金色の火曜日でした

買ったのは黄金色の火曜日でした

家にこもることの効用は、とにかくよく本を読むということ。週に3冊くらい読んでいる。傍に猫。沈潜力倍増。
みうらじゅん氏が提唱していた「グレート余生」という言葉が浮かびます。
最近は「やっててくれてありがとう!」の気持ちを込めて「やってる本屋」までテクテク散歩しては本を買う。
一昨日衝動買いしたのがリチャード・ブローティガン著、藤本和子訳『西瓜糖の日々』(河出文庫)。

先週末のオンライン飲み会でビ

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考えさせられすぎる

考えさせられすぎる

『春にして君を離れ』(早川書房) 読了。著者はアガサ・クリスティーですが、発表当時は身分を隠しメアリ・ウェストマコット名義で出版されています。アガサ・クリスティー名義で出すと「なんじゃこりゃ〜!」と本をぶん投げる人が続出する懸念があったのですね。確かに今でも「ちょ、なにこれ!」という人もいるかも。

ミステリー成分がゼロ、中年女がモヤモヤモヤモヤウダウダウダウダ考えまくるだけの(笑)、そして発

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